まずは蔵から。

写真に白い点のように見えているのは雪です。
この見積もりに伺ったときは冬場だったこともあり雪が降っていました。

蔵の屋根はサンブキトタンになっています。
雪のために屋根が濡れていて少し光っているように表面が見えるため、きっちりとしたトタンの状態を見ることはできませんが、それでも多少の塗装の剥がれや錆も確認できました。
特に棟の部分の塗装の剥がれが目立ちます。

蔵を下から写したものです。

かなりの長さで軒がでています。蔵独特の造りと思われますが、漆喰壁と屋根の間の隙間があります。

換気目的等もあろうかと思いますが、ここから鳥が蔵の中へはいってしまうためネットが張られているのをよく見かけます。

漆喰壁は補修されていてわかりませんが、軒を見るとかなりの年代の経過を感じます。

今度はは物置です。

物置ですが、二階立てになっています。
以前はこの中で作業をされていたようです。

この物置の屋根はトタンですが、めずらしく屋根形状が片ながれになっています。
二階建てでトタン屋根の片ながれはめったに見かけません。二階建てではあろますが勾配もさほどきつくないので足場は要らないと思います。

これは物置を西側から見た写真です。

こちらもサンブキトタンになっています。トタンの状態は蔵よりも良いようですが、塗装時はしっかりケレンをして丁寧に仕上げたいと思います。