軒天の角度で外観のイメージもずいぶん変わります！
更新日：2024年3月23日
まず軒天とは。
軒やケラバの裏側の天井部分のことを指します。
一般的には『軒裏』と言った方が伝わりやすいかもしれません。
切妻屋根の場合、その軒天部分の仕上げを
屋根の勾配に平行にするか、
地面と平行（外壁に直角）にするか、
それらを変えることによって、外観イメージが変わります。
シンプルでスッキリ感を出すなら、軒天を屋根勾配と同じ角度で斜めにすると良いと思います。
一般的にはこちらの方が多いですね。
ガッチリした存在感を表現したいなら、軒天を地面と平行にして箱型にするとインパクトがあり、目立ちます。
南欧風デザインのお家に多いスタイルです。
住宅で軒を作る場合、長く出せば雨の日などは室内に雨が吹き込まなくなりますし、ベランダ側であれば 多少の雨なら洗濯物が濡れないなどのメリットもあるのです。 ところが逆に軒が大きいせいで部屋が暗くなる事もあるので日射角度も計算して計画すると良いです。
必要に応じて外壁から飛ぼ出させますが、基本的には３０ｃｍ・４５ｃｍ・６０ｃｍ・９０ｃｍの様に１５センチ間隔にすると材料の無駄がなくなります。
※軒天の材料の幅が９０ｃｍなので切った時の残りがゴミにならない幅がベスト。
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