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大阪市鶴見区 玄関入り口の御影石に滑り止めクリアグリップの工事をしました。
更新日:2022年12月24日
工事前の現状写真です。
玄関の上にはひさし屋根がありますが、吹き降りの雨などで石の上に雨粒があります。
また石の表面に隣の植木が映り込むように鏡面仕上げでピカピカに光っています。
施主様も扉の前などにマットなどを敷いて対策をしておられましたが、美観的な面も考慮して風合いがあまり変化しなくてなおかつバッチリ滑り止め効果があるクリアグリップを施工することになりました。
まず初めに表面の清掃からです。
前述のとおり扉前には金網とたわしが合体したような僕が見ても懐かしい玄関マットがありました。
茶色くなって入り部分はそのマットのサビ成分です。
デトックス洗剤で汚れを浮かせふき取る作業を3回して御影石用の洗剤を用いてゴシゴシこすりその後デトックス洗剤でふき取りましたが、その努力が報われずこびりついたサビは取れませんでした。
ただ工事前よりピカピカになり僕らでも危ないくらいに光っていました。
洗浄が終わり乾かしている間に1回目に塗るクリアグリップの配合をしています。
1回目は専用の樹脂と硬化剤に今までメーカー様が廃棄処分とされていた便座や洗面台などの衛生陶器を粉砕した骨材を混ぜて塗っていきます。
2回目は1回目から骨材を抜いた液体だけの塗布になります。
塗る面積によって配合する量が異なりますのでその都度写真のようにはかりに乗せグラム単位で作成していきます。
1回目が塗り終わった写真です。
なんか分かりにくいでしょうけど表面には先程紹介した粒が散らばっています。
塗っていてもほとんど分かりにくいほどの大きさの骨材なので均等に濡れているか確認しながらの作業になります。
1回目が塗り終わり十分に乾燥が確認できたら2回目のトップコートを塗っていきます。
1回目に塗った骨材が容易に剥がれないように2回目のトップコートで塗り固めていく感じで塗っていきます。
工事完成です。
見た目は変わらないですけど表面には手で触ってもわかるくらい突起物があります。
突起物といっても素足で歩いても怪我をしないくらいの小さなものなので、浴室などの床にも最適です。
転んでけがをしてからでは遅いので、興味がある方は小さな箇所でも構いませんのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
ありがとうございました。
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