今回は一宮市での破風板金張りの工事を紹介します。

今回の破風板の現地調査の様子

破風板とは？

破風板というのは、瓦の下の木やボードになります。
切り妻屋根の側面部分の事を言う事が多いです。
材質が木やボードになるため、年数の経過によって割れてしまう事や、穴が空いてしまう事もあります。
ですので、そうなってしまう前に、塗装によって雨などからの劣化を防いだり、差し換えや穴埋めをしたり、カバーによって補強したりする必要があります。

今回のお家での破風板の様子

今回のお家はボードの破風を使用されていました。
経年劣化によって表面が剥がれてきてしまっています。
表面が剥がれてしまっていると、そこから中に雨が入り、雨が抜けない状態になってしまうため、下地の劣化が早まります。
劣化していくと最後には割れてしまします。

今回の破風の工事のご案内

今回は破風に金属板でのカバーを行う事になりました。
金属でのカバーは、他の塗装などの選択肢と比べてとても長持ちします。
今回はボードでしたが、木の場合は塗装が難しい素材になり、塗装をしてもすぐ塗膜が剥がれてしまいます。
ですので、悪くなってきたら塗装ではなく金属でのカバーをする事をお勧めします。

破風板金カバー工事の施工後の様子

今回の工事はこれで完了になります。
板金のカバーはただ貼れば良いという物ではありません。
もし水が入ってしまえば、上記で書いた通り、水が抜ける場所が無く下地を悪くしてしまうという事も考えられます。
ですので、きちんと工事の経験がある職人に頼むようにしましょう。