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和瓦の雨漏りの原因を究明!?瓦は雨が入ってきやすいの?刈谷市
更新日:2022年12月20日
刈谷市にて和型の瓦から雨漏りが発生!?!?
瓦は雨が入ってくる前提で組まれている!?!?
今回の問い合わせ内容は・・・
「2階の屋根から雨が漏れ始めている。
雨漏りの原因がわからないので、一度見てほしい」
との事でした。
瓦屋根は雨が入ってくる前提で作られているってなに?
瓦にはさまざまな形や種類があります。
和型や平板、洋瓦やセメント系など
形も様々で、製法も変わります。
今回はその中でも、
和型の瓦についてご説明をしていきます。
瓦屋根は雨漏り対策って出来ているのか!?!?
屋根の全景はこのような状態でした。
瓦はこれからのシーズン、台風が来ると
瓦の飛散や割れに繋がるケースが非常に多いです。
また瓦は割れてもなかなか気が付く事がありません。
気が付かずに割れてしまい、
長年雨漏りに悩まされるケースが非常に多いため、
定期的な点検を行うようにしましょう。
こちらは棟瓦です。
棟は、のし瓦という瓦を何段か積み上げ、
最後に冠瓦を設置すると完成となります。
この写真に使用されている冠瓦は、
形が一般的なものとは違い、まん丸な形状になっていますね。
この瓦を素丸と言います。
この素丸、見た目はすごく雨が入りそうですが、
中に止水対策を取られている為、問題ありません。
では、雨漏りの原因はどこなのでしょうか?
この2枚の写真を見て、なにか気づくことはないでしょうか?
答えは、雨が垂れているの位置です。
この雨が垂れているのは、
のし瓦とのし瓦のつなぎ目部分から必ず発生していました。
これは一切問題がない劣化症状ですが、
のし瓦との隙間から雨が浸入していることから
ここが雨漏り原因だと推測されます。
対処方法は、棟の積み直し工事が最善の策です。
お客様に積み直し工事をお勧めする形で終了となりました。
今回はここまで。
屋根の工事は屋根やに!!!
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