こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」の丹 基徳（たん もとのり）です。
西条市で雨漏りにお困りだった瓦屋根を新しい屋根材へ屋根葺き替えリフォームしています。
前回のブログでは雨漏り原因の瓦を解体撤去して構造用合板で新しく丈夫な屋根下地へ作り変えました。

前回の作業ブログ
「西条市で雨漏りにお困りの木造入母屋屋根を屋根葺き替え工事します」

今回はいよいよ屋根材の施工へはいります。今回使用するのはアスファルトシングルの「アルマ」。
陶器瓦に比べ屋根重量を約1/4まで軽量化ででき耐震性を大幅に向上できます。

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【西条市・アスファルトシングルで屋根葺き替え】下準備の水切板金

それでは屋根材の施工にはいります。まずは下準備から、屋根の端部のケラバや軒に「水切板金」を取り付けます。
この水切板金は屋根材の上を流れた雨水が端部の木部を濡らさないように守る役割があります。

この下準備の水切板金をしっかりと施工することで大事な木部を守り屋根の耐久性を担保する大事な役割があります。

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「軒やケラバとは？屋根の各部位の名称」

【西条市・アスファルトシングルで屋根葺き替え】アルマを釘とシングルセメントで固定

今回使用する屋根材はアスファルトシングルの「アルマ」を施工します。
アスファルトシングルは軽量で陶器瓦に比べ約1/4まで屋根重量を軽くでき耐震性の向上につながります。
将来くることが予想される巨大地震にむけて屋根重量を軽くして建物の重心を下げることが重要です。

アルマは非常に薄い屋根材のため風に弱くないか心配されるお客様もいますが、しっかりと施工すれば台風などの強風でも問題ありません。
横幅98センチのアルマ1枚を専用の釘で4カ所固定して、さらに専用のシングルセメントを釘の少し上に塗ります。

アルマを張り重ねると押しつぶされたシングルセメントが釘を隠すように広がり上下のアルマをしっかりと接着固定するので台風の強風でも飛ばされることはありません。

【西条市・アスファルトシングルで屋根葺き替え】壁際もしっかりと止水対策

こちらの屋根は入母屋屋根と呼ばれる形状の為、三角の壁があります。
三角の壁には木製の格子がありますが屋根との間に高さ10センチほどの隙間があり、この隙間から風雨が吹き込み雨漏りしないように対策が必要です。

アルマを壁の中でしっかりと立ち上げて風雨の止水対策をします。壁際の施工不良による雨漏り事例は多いのでとても重要な施工箇所になります。

【西条市・アスファルトシングルで屋根葺き替え】まとめ

以上で平部の「アルマ」が施工できました。次回は棟の施工をご紹介します。

次回の換気棟の施工ブログ
「西条市の屋根工事で換気棟を取り付けて暑さ対策と結露対策」

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