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水戸市でベランダのウレタン防水と笠木部シーリングで雨漏りを改善
【工事のきっかけ】
以前よりベランダの雨漏りに悩まされていたため、しっかり直してもらおうと工事を検討していました。
最初に見積りを依頼したハウスメーカーさんはなかなか希望が通らず、インターネットでいろいろ調べ街の屋根やさん水戸店さんに相談をしました。
無料点検で漏水の原因箇所を特定してもらい、こちらの要望もよく聞いてくださったので、今回防水工事をお願いしました。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:雨漏り修理
- 施工期間:6日間
- 築年数:20年
- 使用材料:アンダーテックスS・PMプライマー・サラセーヌK・サラセーヌT・シールプライマー
水戸市 / ベランダ雨漏り / ウレタン防水 / 笠木部シーリング
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は水戸市で行っていたベランダ床面のウレタン防水工事と、手摺笠木部のシーリングの模様を施工の現場記事としてお届けいたします。
お施主様は10年ほど前に一度メンテナンスをされていますが、しばらく前から雨漏りに悩まされるようになりました。
ベランダの雨漏りはどのように起こっていたのでしょうか?
まずは調査の様子を軽く振り返ってみましょう୧( •ᗜ•́*)୨
ベランダのちょうど真下の軒天に雨漏りが発生しています。
手で触れてみたところ、内部に溜まっていた雨水が雫となって落ちてきました。
軒天上の手摺の幕板に破損が見つかり、コーキングが破断した箇所は手でパカパカと簡単に持ち上げられる状態です
(°□°; )
この継ぎ目の不良から雨水が吹き込み、軒天まで浸水したのでしょう。
ベランダの床面にはいくつか亀裂が走っていますが、大きく傷んでいるところは見られません。
しかし、壁側との取り合いや笠木のコーキングの劣化が気になります。
根本から雨漏りを直したいというお施主様の意向を踏まえ、ウレタン塗膜防水をベランダの床面に施工し、笠木を含めた接合部や不具合箇所も同時に補修を行うことになりました。
現場調査の詳しい記事➤水戸市でベランダからの雨漏り!幕板の継ぎ目不良も起因の一つ
ウレタン防水は防水施工方法の一つで、液体状のウレタン樹脂を重ね塗りすることで、水を通さない防水層を形成します。
ウレタン防水工事には「密着工法」と「絶縁(通気緩衝)工法」の2パターンがありますが、水戸市の現場の床面は経年劣化が軽度なことから、大がかりな工具を使用しない密着工法を選びましたヾ(*ᵔᗜᵔ*)ノ
ベランダの床面を洗浄中
門扉前の石段を洗浄中
防水層を形成する前には丁寧な下処理が欠かせません。
初めに業務用の高圧洗浄機を用いて、ベランダに付着している泥や埃等を綺麗に洗い流します。
ベランダに続いて…少々黒ずみが気になっていた門扉の石段もついでに洗浄。
1時間足らずの作業で、1日目は終了しました。
水を使って汚れをしっかり落とすため、高圧洗浄の後は十分に乾燥させて次の工程に移ります。
翌日は
カチオンポリマーセメントで下地の調整を行います。
菊水化学工業さんのアンダーテックスSは、高い防水性と付着強度に優れ、ウレタン防水の下地調整には最適な材料です。
正確な分量で混和液と粉体を混錬
カチオンポリマーセメントを塗布
溶剤製品は目分量ではなく、秤に載せて正確な分量を確認した上で混錬します。
メーカーさんの指示通りの配合をすることで、素材の特性が最大限に活かせるからです。
相当年季が入った秤は、いろいろな現場で大活躍です(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
薄塗りでも強い下地を作ることができるカチオンポリマーセメントを、床面に均等に塗っていきます。
ここで多少なりとも不陸があるとこの先の施工にも影響が出ますので、平らで滑らかに仕上げなければなりません。
長く防水機能を保つには、下地を適切に処理することがとても重要です。
基礎や土台がしっかりしているからこそ、耐久性が十分に発揮できるんですね。
下地調整が終わった床面に、今度は下塗り材を塗布します。
AGCポリマー建材さんのPMプライマーは、モルタル・コンクリート用のウレタン系下塗り材で、下地と次に塗る防水材を接着させる役割を持つ塗料です。
PMプライマーを塗布
補強用のクロスを敷設
万が一でも塗り残した箇所ないように、隅々まで何度もローラーを動かしてプライマーを塗り進めました。
下塗りの後は、補強クロスを貼り付ける作業を行います。
メッシュ状の繊維材を入れることでウレタン防水層の強度が増し、さらに横に伸びる力にも耐久力が加わるため、ひび割れが起きにくいという効果をもたらします。
さて、いよいよここからウレタン防水層の形成に入ります!
プライマーと同じAGCポリマー建材さんのサラセーヌKは、下地になじみやすく密着性と防水性に優れた中塗り材です。
ライトグレーのウレタン樹脂防水塗料を、補強クロスが見えなくなるまで一定の厚さで塗布します。
2層の防水層を作りますので中塗り材は2回に分けて塗装しますが、床面全体を均一にしなければなりません。
層の厚みに薄い箇所ができてしまうと、そこから劣化が始まり耐久性に問題が生じてきますので、非常に緻密で繊細さが求められる作業なんです(๑•̀ – •́)و✧
最後にトップコート(保護仕上材)を塗って表面を保護します。
上塗り材として使用するのはサラセーヌTです。
トップコート自体に防水性はありませんが、紫外線から防水層を守り健全な状態を保つためには大事な工程です。
広い面はローラーで塗り、エアコンの室外機の下や細かい箇所は刷毛を用いて丁寧にコーティングしました。
※トップコートにひび割れが見られた場合は、防水層が露出する前に塗り替えを行いましょう※
ベランダのウレタン防水工事が完了しました!
以前の鮮やかな緑色とは対照的な落ち着いた色調のグレーを選ばれましたが、手摺や外壁の色味ともよく合っていますね(*’▽’*)
防水工事と並行して進めていたベランダ周りの補修についてもご紹介しましょう。
ベランダの手摺に取り付けられた部材を
「笠木」と言いますが、調査の段階で継ぎ目のシーリングがかなり劣化していることが判明しています。
笠木があることにより、手摺壁に雨水が入り込まないようになっていますが、ベランダから最も突き出た位置にあるので、不具合が起こりやすい部分でもあります。
新しいシーリング材をしっかりと打設するため、まず専用のプライマーで下塗りをします。
プライマーの上にシーリング打設
ヘラでシーリング材を押し均す
密着性の高いプライマーを塗布した後、ジョイント部や接合部にシーリング材をたっぷりと打設します。
余分なシーリング材を削りながら、ヘラを用いて隙間なく押し均していきます。
雨水が溜まっていた軒天の真上の幕板に関しては、同様のパーツはすでに廃盤となり入手は不可能。
ご了承を得た上で、外れた箇所を新たにビス留めで固定しました。
これでご依頼のベランダ工事は全て終了です。
お施主様からは「職人さんが親切で、細かなところまで気を遣ってもらいました」とお褒めの言葉をいただきましたヽ(‘∀‘*)ノ
F様、この度はベランダ防水工事をご用命くださり誠にありがとうございました。
お客様の実際のアンケート➤水戸市でベランダ防水工事が完了したお客様からのアンケート回答です
この度のベランダのウレタン防水は、大きく分けても
6段階もの工程を経て完成しました。
ベランダは屋根や外壁と比べると面積は小さいですが、雨風の影響を直接受けるという点で、非常に雨漏りが起こりやすい場所です。
防水層の状態で施工費用が大幅に変わってきますので、できれば定期的なメンテナンスを施して、健全な防水機能を維持していきましょう。
ベランダや住宅に関してなにかお悩みをお持ちの方は、街の屋根やさん水戸店の無料点検をぜひご活用ください。茨城県全域で無料で調査・お見積りまで承ります!(。•◡•。)ゞ
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