更新日：2022年07月27日

　伊勢原市桜台では化粧スレート屋根へ2度目の塗装をご検討中のお客様よりお問い合わせを頂き、調査にお伺いさせていただきました。築20年が経過し、前回は10年前に屋根塗装を行ったとのことですので、塗膜の耐用年数的にもそろそろ再びの塗装メンテナンスが必要になっている時期かと思われます。スレート材の傷み具合によっては塗装以外の工事が必要になることもありますので、まずは状態の調査を行わせていただきました。

塗膜の劣化が見られます

　屋根に上がって確認をしてみますと、スレート表面の塗膜が劣化したことによる退色が見受けられました。触ってみると手に粉が付着するチョーキング現象も発生しており、塗膜は寿命を迎えている様子です。また、雪止めも所々が白くなっていましたが、こちらも10年前に行った塗装での塗膜が剥がれてきていることを表しております。
　スレートは塗膜の保護を失うと撥水効果が弱まり、雨水の吸収と乾燥を繰り返すようになって傷みやすくなります。また、屋根は日々紫外線にも晒され続けておりますので、塗膜が剥がれたスレートはひび割れなどの症状が発生し始めてしまうのです。

雨水の集まる場所は要注意

　特に軒先などの雨水が集中しやすい箇所では塗膜の劣化も著しく、一部では完全に剥離してスレートの素地が見えてしまっているところもありました。こうした劣化の早い箇所からひび割れも進行しやすく、気づかないまま放置をしてしまうと屋根全体のスレートが傷みだしてしまうため注意が必要です。
　今回のように築年数や前回の工事からの期間を考慮し、傷む前に点検とお手入れを行いますとスレートを長持ちさせることができます。調査ではスレート材の傷みもまだあまり見受けられませんでしたので、塗膜を回復させて防水性を維持するために屋根塗装工事をご提案させていただきました。
　屋根塗装工事は60㎡のスレート屋根の場合、およそ382,800円～（税込）が費用の目安となります。

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスクの着用などを徹底しております。点検とお見積りの作成まで無料で承っておりますので、どうぞご安心してお問い合わせください。