奈良市で新築住宅の緩勾配な片流れ屋根を施工しています。

屋根の形状は片流れ屋根で屋根材には立平を選びました。

新築屋根の施工で土台の野地板を張る場面からご紹介していきます。

それぞれの作業で使用する資材の特徴も交えてご説明していきますね！

では工事の様子をご覧下さい！！

野地板張りは構造用合板を使用

屋根の土台である野地板を張っていきましょう。

使用したのは構造用合板です。屋根面に一面に敷き詰めて設置していきます。

野地板の下にある垂木にビスで固定していきます。

垂木は建築法で設置間隔が決められているので、野地板で隠れてもどこにあるかがわかります。

垂木は野地板、防水紙、屋根材の設置箇所です！

構造用合板の特徴

野地板に使用した構造用合板の特徴をご紹介します。

構造用合板はベニヤ板を奇数枚重ね合わせた、屋根のような耐震性や耐風性を求められる場所用に作られた合板です。
構造用合板には等級がありそれを示すのが「F☆☆☆☆」です。
街の屋根やさん奈良店では最高ランクのF☆☆☆☆を使用しています。
（これはホルムアルデヒド放散量を示すものです。）

屋根面に合わせて敷き詰めるので、屋根の形に合わせて電気鋸などで屋根の上でカットしていきます。

職人のメモ書きです

職人のメモ書きを見つけたので写してみました。

簡単に書いた目印といったところでしょうか。

長さや横幅を記載していますね。


工事の裏側の様子を一部ご紹介でした！

防水紙設置、TAJIMA社のタディスホワイト使用

防水紙を設置しました。

使用したのはTAJIMA社のタディスホワイトです。

TAJIMA社は防水紙で有名なメーカーで、何種類もの高品質な防水紙を作っています。

今回は不織布製で伸縮性、追従性に優れたタッカー留め専用の防水紙です。

重ねて設置することでより防水性を高めます。


次回は立平を設置していきます。立平工法は施工時間も短く工期も短縮できるのが特徴です。
お楽しみに！！