熊野町 プレハブ事務所の板金屋根雨漏り修理工事が終了しました
更新日：2022年7月17日
前回、プレハブ事務所の雨漏り調査をさせて頂きました会社様から、
その後、雨漏り修理工事のご依頼を頂きましたので、その様子をご紹介します。
前回の調査の様子はこちらからご覧ください
➡「熊野町
雨漏りの原因は
①鉄骨柱が屋根から飛び出している構造。屋根と鉄骨柱の隙間から雨水の浸入。
➁板金屋根ジョイント部のアルミテープの劣化による雨水浸入。
以上の2点でしたので、
まずは板金屋根の四隅の鉄骨柱の雨漏り修理のシーリング工事から始めました。
ポリカ屋根がある場所もあるので、ポリカ屋根を傷つけないように一部分のみ
ビスを緩めて、ポリカ平板を外していきます。
ポリカ平板が重なっていた事もあって、その周辺はほこりなどの汚れが
かなりこびりついていました。
掃除ができれば、プライマー塗布を行います。
プライマーとは”塗料などの接着性を強めるために塗る下地塗料”のことです。
これを塗ることで
塗料は勿論ですが、今回のようなシーリングもしっかりと接着してくれるので、
非常に有効です。
そして、プライマーの指定乾燥時間を過ぎた後で、しっかりとシーリング工事を
行います。同様の手順で建物の四隅を処理していきます。
どうやら、既存屋根と増築屋根との高低差と重なり部分の為に、
その取り合い部には雨仕舞いが何も行われていませんでした。
通常の雨であれば、漏ることはなかったそうですが、近年の大雨や台風等により
数年に一度こちらの場所からの雨漏りがあったそうです。
ただ、場所が非常に狭く、手元を確認しながらの作業が難しかったのですが、
先程の同様の手順でシーリング工事を行いました。
原因でしたので、アルミテープより耐久性のある材料を今回は使用しました。
まず、ジョイント部の裏側も修繕を行う為に、まずはジョイント部の
固定されていたボルトナットを緩めて外しました。
ジョイント部の裏側には、水返し用にウレタンシーラーが貼られていましたが、
劣化して厚みも薄くなっていたので、新しいものに貼り替えました。
天井の継ぎ手から光が見えるのが確認できました。
この場所は、雨漏りした場所とほぼ同じであったので、雨漏り修理箇所として
間違いないと確信できました(≧▽≦)
今度はアルミテープの代わりに「ファストフラッシュ」という材料を貼ります。
ファストフラッシュは、屋根の天窓や丸みがあるような場所にも伸ばして使用できる
屋根副資材です。
メーカーは20年の耐用年数があると明記していますが、最低でも10年の耐候性が
あるとお客様にもお話して、今回の採用となりました。
以上で、プレハブ事務所の雨漏り修理工事は終了です。
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