王寺町で最近よく耳にする「屋根の板金がズレてますよ」にはご注意ください
更新日：2022年7月4日
お客様は安心されますが、
この手の
お客様の不安を煽って工事の契約をさせようとしています。
お客様に
「最近
と聞くと、
「見てないですね」
と話される方ばかりです。
正直、近くを通りがかっただけで、
屋根の板金が見えるのでしょうか？
棟（むね）とは戸建て住宅の1番高い位置に取り付ける屋根部材です。
屋根の内部に雨水が入らないようにかぶさっています。
スレートやコロニアル、カラーベスト、「金属屋根」などの屋根に使用されます。
屋根でも棟板金は、壊れやすく劣化しやすい所
一番の劣化の原因は、釘が抜けてしまうことで、それで起きるのが中の貫板の腐食や棟板金が外れてしまいます。
釘が抜けるのは、棟板金は金属のため、主に太陽の熱で膨張し、
夜間気温が下がると収縮しそれを繰り返すことで釘が引っ張られ徐々に抜けてきてしまいます。
この膨張熱で、日当たりの良い家だと7～10年で釘が抜けてしまうようです。
その他に棟板金の破損の原因には、施工の問題、強風や風向き、釘の止め方なども問題もあります。
このように棟板金は、劣化しやすいのでそこに目をつけて業者が、
「釘が抜けている」とか「外れている」など言ってくるのです。
王寺町のこちらのお家も
結局、新手の飛び込み営業、訪問販売の屋根の「点検商法」だったようです。
建物の点検商法で多いのが、やはり「屋根」です。
下から見えない箇所なので、業者の言葉を鵜呑みにしてしまいます。
「お宅の屋根の釘が抜けているのが見えた。」
「屋根が浮いているのですぐに直した方が良い。」
「釘が浮いていて、すぐに雨漏りしますよ！」
と不安を煽ることを言われれば、心配になりますよね。
ただ、見えない屋根の上で彼らが何をするか、下からは見えません。
わざと破損してその写真を見せてくる「悪徳業者」もいるほどです。
親切を装った「親切詐欺業者」というのでしょうか。
外から建物を見て回って、不具合を探すことを専門にしている業者も多く、
今までもお問合せ頂いた中にも
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