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大阪狭山市 過去の台風被害を受けたままの瓦屋根一部葺き直し工事
更新日:2022年8月19日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
今回は
大阪狭山市で瓦の一部葺き直し工事を行った様子をご紹介します。
2018年の台風で被害を受けてからずっと応急処置のままになっていましたが、瓦を仮撤去してなんばん漆喰で正しい位置に固定させました。
鬼瓦周辺
の漆喰詰め直しも行いましたので、安心して過ごしていただけます。
梅雨が明けると本格的な台風シーズンが到来します。不安箇所がある屋根がお早目に補修しておきましょう!
2018年の台風被害により、瓦には剥がれやズレが生じていました。被害直後にブルーシートで応急処置を行いましたが、長い間応急処置のままになっていた為、今回改めて瓦葺き直し工事を行います。
まずは瓦を仮撤去します。
今回は瓦の剥がれやズレが生じていた一部分のみ葺き直す為、葺き直しを行う箇所だけ仮撤去しました。
瓦を剥がすと中から乾燥した葺き土が出てきました。
こちらの屋根は葺き土の上に瓦を乗せて固定している、昔ながらの土葺き工法です。
しかし、葺き土が経年劣化で乾燥すると、瓦の固定力が下がって瓦のズレや剥がれに繋がります。
葺き土は経年により瓦の固定力が下がる為、葺き直しの際にはなんばん漆喰で固定を行います。
乾燥した葺き土を取り除き、なんばん漆喰を敷いてその上に瓦を乗せます。
なんばん漆喰は通常の漆喰の原料に加えて特殊なシリコンや防水剤が含まれている為、防水性と耐久性が高い漆喰です。
また、葺き土と漆喰の性能を合わせ持つ為、屋根の軽量化にも繋がります。
仮撤去した瓦を元の位置に一枚ずつ戻します。
軒先瓦はビスでも固定しています。先端にある瓦は風を受けやすく
、しっかり固定しておかないと
強風でめくれてしまう可能性が高い為、ビスを打ってズレないようにしておきました。
他の平瓦には『ラバーロック工法』というシリコンコーキングによる固定を行っておきました。ラバーロック工法は適切に施工しないとかえって雨漏りを誘発する為、正しい施工方法で打っておきました。
▶
ラバーロック工法のメリットとデメリット
台風被害を受けたままだった瓦屋根の一部葺き直しが完了しました!落下して割れてしまった瓦については新しい瓦と差し替えています。
葺き直し工事は既存の瓦を再利用する工事方法ですので、葺き替え工事に比べて材料費や撤去処分費を節約できるメリットがあります。
劣化していた鬼瓦周辺の漆喰も詰め直しを行いました。漆喰は経年劣化により朽ちてくると
瓦の固定力が下がり、
最悪の場合瓦が落下してしまう事もある為、定期的に詰め直し工事や棟取り直しメンテナンスを行って健康な瓦屋根を維持しましょう。
次回は
増築部の屋根補修を行った様子をご紹介します。
下地補修の上ルーフィングを新設し縦平葺きの施工を行った事で、雨漏りしていた増築部が綺麗によみがえります♪
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