荒川区で強風による棟板金外れを補修します
更新日：2017年09月15日
荒川区で行った棟板金交換工事の様子をご紹介します。屋根の頂上部分で屋根の面と面の合わさる部分を棟と呼び、そこに山形の板金を被せたものを棟板金といいます。主にスレート屋根や金属屋根に設置されており、ここに異常が発生すると雨漏りなどを引き起こします。今回は強風時にこの棟板金が外れてしまったということで、棟板金の交換工事を行うこととなりました。
こちらが外れてしまった棟板金です（左写真）。数年前に屋根塗装をしたようで、塗膜の艶も残っている状態ですが、棟板金の方には手を入れていなかったのでしょう。外れていない箇所の棟板金を見ると、固定力が弱まって全体的に浮いてしまっています（右写真）。このような隙間ができると、そこに風が吹き込んで外れやすくなります。また、固定力も弱いので、今回はずれなかった箇所も含めて工事が必要と判断できます。
棟板金交換では、まず既存の棟板金を撤去します（左写真）。今までは貫板は木製のものが使われていましたが、木はご存じの通り水分に弱いですし、経年によっても劣化します。しかし樹脂製であれば腐食もしにくく水分にも強いので、もし棟板金を交換する場合は樹脂製の貫板をお勧めします。
貫板を設置した後、板金を取り付け、さらに板金の隙間をコーキングで防水処理をすれば工事は完了です。（棟板金交換工事についての専用ページはこちら）
これから秋に向けて台風が多くなってきます。長年屋根の点検をしていない方は、この機会に調査をして不具合箇所を修理しておくことをお勧めします。街の屋根やさんでは点検、お見積りは無料ですのでお気軽にご連絡ください。
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