神戸市須磨区で連棟のスレート屋根から雨漏り発生！原因を調査します
更新日：2024年3月11日
建物を正面から見ると区切りが分かりづらいですが、この部分がお家とお家の境目になりますね！！
連棟のお家ですので外観は一つのお家に見えます。
築年数は35年で、梯子を掛けているお家の2階部分で雨漏りが発生しているみたいですので、原因を調査していきましょう。
コチラが、連棟屋根から雨漏りしている2階の天井になりますね。
スレート屋根からの雨漏りで天井に大きなシミが出来ています(>_<)
室内の天井にシミが出来た時点で、雨漏りは結構進行していると考えたほうが良いですよ！！
放置していると、天井の木材が腐食してきて剥がれてきますので要注意です。
過去に屋根塗装を行っているので、屋根上から見ると連棟ですがお家の境目が良く分かりますよね。
ちなみに、この雨漏りしているスレート屋根ですが「カラーベスト」と呼ばれる屋根材で、阪神淡路大震災以降に軽い屋根材として最も普及した屋根材ですよ！！
スレート屋根（カラーベスト）は雨漏りに限らず、台風などの被害も受けやすい屋根材ですので10~15年で何かしらのメンテナンスが必要になってきます。
屋根と屋根の接合部分から雨の侵入を防ぐための仕上げ材ですが、台風被害を最も受けやすい部位になりますね。
過去の台風で棟板金が飛散し、修理された経験がある方も多いのではないでしょうか？？
棟板金が飛散し雨漏りするというケースもありますので、定期的な調査をお勧めしております！
屋根裏の湿気や熱気を自然換気するための部材ですので、穴が開いているからと言って雨漏りの原因になる事はありませんのでご安心ください。
棟板金は釘で固定されていることが多いのですが、経年劣化により棟板金内部の下地木材が腐食し釘が抜けてくることにより、このように棟板金が浮いてきます！
これは、吹き降りによる雨漏りの原因ともなりますし、台風などの強風で飛散する危険性がありますので早めの修理が必要ですよ！！
ご主人さんが雨漏りを止めるために、ご自身でコーキングを塗ったようですが雨漏りは止まらず、本日の調査に至ります。
ですので、このひび割れは雨漏りの原因ではないのですが、それ以前に屋根上の作業はかなり危険ですので専門業者に必ずご依頼くださいね！！！
分かりますかね？
このスレート屋根は13年前に塗装を行っているのですが、スレート屋根のジョイント部分が塗料で塞がっています。
どんな屋根材でも雨の降り方により屋根材内部へ水が浸入するのですが、その水の逃げ道を塗料が塞いでいるんですね。
これにより、屋根材内部に雨水が溜まり雨漏りの原因となっていました(>_<)
どのように直すか？
葺き替え工事は隣の屋根と繋がっているので、現実的ではありません。
塗装しても当然意味がないですよね、、、
そこでご提案したのが「カバー工法」です。
既に多くの事例を紹介しているカバー工法ですが、隣の屋根を気にせず施工でき確実に雨漏りを止めることが出来るので、この工法でお見積もりを行っていきます！！
少し先になりますが、工事の様子は施工事例にてご紹介していきますね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/
街の屋根やさん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。
今日も１日お疲れ様でした！！
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