更新日：2017年07月20日

江戸川区のお客様より屋根葺き替え工事を承りました。波板スレートが使われている屋根でしたが、点検を行ったところかなり古くなっているので屋根材自体の交換が必要と判断し工事に至りました。普段は屋根の上がどのような状況なのか、あまり気にすることはないかもしれませんが、不具合が出ると自分では対処できないだけに厄介です。雨漏りなどが始まると、屋内を汚すだけでなく、躯体などを腐らせ家自体の耐久性を低下させることにもなりますので、年数が経っているお住まいでは何も問題がおきていないとしても一度専門業者の点検を受けておいた方が良いでしょう。

これから工事を行う屋根ですが、スレートの表面が剥がれて白い下地が出てきています。割れている箇所も多く見られますので、スレート自体の寿命とも判断できます。今回は屋根葺き替え工事ですので、既存の屋根材は全て撤去します（右写真）。屋根材の下には古い防水紙が出てきましたが、防水紙も年数が経っているので劣化してもろくなっています。

野地板も新しいものを貼っていきます（左写真）。せっかく屋根材を交換してもその下の野地板が傷んでいては長持ちしませんので、この機会に一緒に新しいものに交換しておきます。その後、ルーフィングといって防水紙を設置します（右写真）。防水紙はアスファルトルーフィングで、その主材料は名前の通りアスファルトになります。この上から金属屋根材のエコグラーニを設置し、棟板金などを取り付ければ工事は完了です。金属屋根材というと錆びるという印象がありますが、エコグラーニは錆に強いジンカリウム鋼板を使っており、基材保証は30年です。昔から使われているトタンと比較すると5倍程の耐久性があると言われていますので、この先も長くお住むのであればこのような長持ちする屋根材がお勧めです。
街の屋根やさんでは他にも様々な屋根材を取り扱っておりますので、屋根葺き替え工事でどのような屋根材にしようかお悩みの方はお気軽にご連絡ください。
また、屋根葺き替え工事は専用ページで詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。屋根葺き替え工事