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岸和田市の屋根葺き替えでガルバリウム鋼板を縦ハゼ葺きしました!
更新日:2026年2月3日
岸和田市の屋根葺き替え工事で瓦屋根から金属屋根に葺き替えました。
岸和田市H様邸で実施した屋根葺き替え工事をご紹介します。今回は、従来の瓦屋根から耐久性に優れたガルバリウム鋼板の金属屋根へと全面リニューアルしました。
採用したのは「縦ハゼ葺き」という高い防水性能を誇る施工方法です。錆に強い
ガルバリウム鋼板を縦ハゼ葺きしてシンプルで雨仕舞(あまじまい)のいい屋根に!
縦ハゼ葺きとは、屋根材である板金の継ぎ目を折り曲げ加工して葺く工法のことです。
この記事では、縦ハゼ葺きの特徴から実際の施工手順、そして雨仕舞(あまじまい)の納まりまで、専門的な内容を分かりやすく解説いたします。
金属屋根への葺き替えをご検討されている方は是非参考にしてくださいね(*^-^*)
【雨仕舞って何?詳しくはこちら】➡ 雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
岸和田市H様邸は土を使用した瓦葺きの屋根でしたが、経年による劣化が進行していたため、
屋根葺き替えのご相談をいただきました。
既存屋根の撤去作業を完了し、新たに
野地板(のじいた)を設置した後、
防水層となる
ルーフィングシート(アスファルトルーフィング)を全面に敷設しました。
さらに、雨水の浸入を防ぐ各種水切り金物の取り付けまで完了した状態からスタートします。
屋根葺き替えとは、今ある屋根材をすべて取り外して、新しい屋根に一新する工事のこと。
野地板とは、屋根のいちばん下で、屋根全体を静かに支えている“土台の板のこと。
防水層ってなに?
防水層とは、雨水が建物の中に入り込まないように守ってくれる「水止めの膜」のこと。
ルーフィングシート(アスファルトルーフィング)とは、屋根材の下で雨水の侵入を防ぐために敷く「防水用の下敷きシート」のこと。
屋根に土と瓦が載っていると屋根に相当な重量がかかり、地震の時に左右に大きく揺れてしまいます。屋根を軽くすることで建物の重心が下がり、安定するので、揺れが少なくなり地震に有利になります。
岸和田市H様邸の屋根葺き替え工事・ガルバリウム鋼板を縦ハゼ葺きします!
施工に先立ち、H様邸の屋根伏せ図(やねふせず)を作成しました。
H様邸の屋根伏せ図(やねふせず)です。屋根伏せ図とは、屋根の形状や大きさを記載した図面(平面図
)のことです。
屋根伏せ図は、施工計画を立てる上で欠かせない設計図書です。
H様邸は、重量のある土葺き瓦屋根から、軽量で耐食性に優れたガルバリウム鋼板の
金属屋根
に葺き替えることになりました。
施工方法として「
縦ハゼ葺き」を選定しました。
まずは縦ハゼ葺きについてご説明させていただきます。
縦ハゼ葺きとは屋根材である板金の継ぎ目を折り曲げ加工して葺く工法のことです。名前の通り、屋根の流れに沿って縦向きに板金を葺きます。
棟(屋根の頂点
)
から軒先まで1枚の板金を葺くので、継ぎ目のない構造により、雨水が滞留する箇所がなく、水の浸入経路もほぼ皆無となるため、極めて高い防水性能を実現できます。
縦ハゼ葺きの「ハゼ」とは折り曲げた板金(金属板)の接合される部分のことを表しています。
そのため、板金の端を折り曲げ加工して、その部分を組み合わせて葺く工法を「ハゼ葺き」と言います。
写真を見ていただくと、「
ハゼ」とは、折り曲げ加工した金属板同士が接合される部分の専門用語です。
板金の縁を所定の形状に折り曲げて加工し、その折り曲げ部分を組み合わせることで接合する工法を「
ハゼ葺き」と総称します。
見た目もシンプルで、雨水が溜まらずきちんと排出されるのでお勧めです。
【金属屋根について詳しくはこちら】➡ 金属屋根(ガルバリウム)のチェックポイントとメンテナンス方法
それでは、H様邸の屋根葺き替えの様子をご覧ください!
既存の屋根を解体して、野地板(のじいた・屋根の下地板)を設置してルーフィング(防水シート)を敷きました。軒先などに水切りを取付けて、屋根材を葺く準備が整いました。
施工後の屋根面を見ると、棟から軒先にかけて一定の間隔で規則正しく立ち上がっている部分が確認できます。この立ち上がり部分がハゼであり、板金相互の接合ラインとなっています。
まずは棟に貫板(ぬきいた)を取付けます。
棟とは屋根の頂点の三角になった部分で、屋根を葺いた後に板金を取付けます。
その板金の下地となるのが貫板です。
縦ハゼ葺きのメリット
✅優れた排水性能:雨水が屋根面に留まることなく、スムーズに軒先へ流れます
✅高い防水性:板金接合部からの雨水浸入リスクを最小限に抑制
✅シンプルな意匠性:縦方向のシャープなラインが美しく、モダンな外観を演出
✅耐久性:適切な施工により長期間の性能維持が可能
貫板をビスでしっかりと留め付けました。野地板の設置とルーフィングシートの敷設を終え、各所に水切り金物を配置した後、いよいよ屋根材の施工準備に入ります。
貫板は対角する屋根面にそれぞれ取付けるのですが、間隔をあけすぎると上に被せる板金が収まらないので、
板金の大きさを踏まえて固定しました。
まず最初に、棟部(むねぶ:屋根の最頂部で両側の屋根面が交わる山形の箇所)に貫板(ぬきいた)を取り付けます。
棟は屋根において最も重要な部位の一つで、屋根材の葺き上げ後に棟板金(むねばんきん)を被せて雨仕舞を完成させます。この棟板金の下地材となるのが貫板です。
棟に取り付ける板金を棟板金と言い
、屋根を葺いた後に施工します。
貫板はビス(ネジ)を用いてしっかりと野地板に固定します。
棟は対向する二つの屋根面が交差する部分ですから、両側にそれぞれ貫板を設置することになります。
この際、注意すべきは貫板同士の間隔です。間隔が広すぎると、上から被せる棟板金が適切に納まりません。
そのため、使用する棟板金の寸法を考慮し、最適な位置に貫板を固定する必要があります。
【棟板金について詳しくはこちら】➡棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決!
屋根の長さに合わせてガルバリウム鋼板の長さを調整します!
金属屋根への葺き替えは板金職人が作業します。
H様邸では縦ハゼ葺き工法を採用するため、あらかじめ両端部を折り曲げ加工したガルバリウム鋼板を準備しました。
この折り曲げ部分がハゼとなり、隣接する板金と組み合わせることで防水性の高い接合を実現します。
屋根の長さに合わせてガルバリウム鋼板をカットして長さを調整します。
ガルバリウム鋼板をカットしている様子を見ていると誰でもできるように見えますが、ハサミの扱いが思いのほか難しくなかなか真っすぐカットできません。
街の屋根やさん岸和田店は豊富な経験と知識がある板金職人が作業しますので安心してお任せくださいね。
H様邸の屋根の長さに合わせてカットしたガルバリウム鋼板をさらに加工していきます。板金のカット作業は一見すると簡単そうに見えますが、実際には専用のハサミ(板金鋏)を駆使した高度な技術が求められます。
真っすぐに切断するには相当な訓練が必要で、経験の浅い者では正確な直線カットは困難です。
そのまま葺けると作業がスムーズに進むのですが、屋根の細かい形状に合わせて加工しないといけません。
細かい部分の加工は現場合わせで行います。
特に棟との取り合い部分は重要で、この箇所から雨水が浸入しないよう、板金に丁寧な折り曲げ加工を施します。こうした細やかな配慮の積み重ねが、雨漏りに強い耐久性の高い屋根を実現します。
【雨漏りについて詳しくはこちら】➡ 雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
ガルバリウム鋼板を折り曲げ加工した後、端から順番に縦ハゼ葺きしていきます。ガルバリウム鋼板の端の折り曲げた部分を組み合わせてハゼ葺きします。
折り曲げ加工を完了したガルバリウム鋼板を、端部から順次、縦ハゼ工法で葺いていきます。板金の側縁に設けた折り曲げ部分同士を組み合わせることで、ハゼを形成します。
葺き始めの位置は、ケラバ水切りの設置位置がポイントとなります。
ケラバとは、屋根の妻側(雨樋が取り付けられていない側面)の端部を指します。
この部分に設置する専用の水切り金物をケラバ水切りと呼びます。
水切りとは、雨水が建物内部へ浸入するのを防ぐための金属製の部材です。
各部位によって専用の形状があり、ケラバ部分に取り付けるものがケラバ水切りです。
葺き始めは、ケラバ水切りよりも少し外側に出して葺きます。
ケラバとは屋根の雨樋が付いていない面の端のことで、そこに取り付ける水切りをケラバ水切りと言います。
水切りは雨水が内部に浸入するのを防ぐ金物のことで、ケラバに取り付ける水切りをケラバ水切りと言います。
屋根の下から見た様子です。先に取り付けた水切りよりも屋根材の方が外側に葺かれています。
水切りよりも内側に屋根材を葺いてしまうと、屋根に落ちてきた雨水が水切りの内側に入り込む可能性があるので、必ず外側になるように葺かないといけません。
ガルバリウム鋼板をハゼで組み合わせただけでは、風圧や熱膨張などの影響で浮き上がってしまうので、ビスで固定します。ハゼ部分でビス留めし、次に葺くガルバリウム鋼板を組み合わせると
、ビスが隠れるので雨水の影響が少なくなります。
ビスがむき出しの状態だと、雨水を直接受けてしまうので、ビス頭から雨水がじわじわと染み込み、雨漏りしたり重要な野地板を腐食させる原因になります。
そこで、ハゼ部分にビスを打ち込んで野地板にしっかりと固定します。
この固定方法の優れた点は、次に葺く板金のハゼを組み合わせると、ビスの頭部が完全に隠れるという構造にあります。
ビスが露出していない状態になるため、直接雨水がビス頭に当たることがなく、ビス穴からの雨水浸入リスクを大幅に低減できます。
ビスが露出したままだと、雨水が直接ビス頭に当たり続け、徐々にビス穴から水分が染み込んでいきます。
これが雨漏りの原因となったり、重要な構造材である野地板を腐朽させる要因となるため、ビスを隠蔽する納まりは防水上極めて重要です。
棟の取り合いはガルバリウム鋼板を折り曲げ加工しています!
棟の取り合い部分はガルバリウム鋼板を折り曲げて加工しているので、貫板の側面が隠れて雨水が内部に浸入しにくい形状になっています。屋根を葺き終えるとシンプルな形状ですが、雨に強い屋根にするため繊細な加工が施されていますし、考えられて葺かれた屋根です。
この上に棟板金を取付けると雨水が内側に廻らない、耐久性のある屋根になります。
軒先部分もガルバリウム鋼板を折り曲げ加工して仕上げます。
軒先のガルバリウム鋼板を水切りに巻き込んで挟むことで、風に煽られても飛ばされにくくなります。
反対に折り曲げ加工していないと、風がガルバリウム鋼板の隙間に吹き込んでめくれ上がる危険性があります。
こうした細部の処理が、台風などの強風に対する耐久性を左右します。
端から順番にハゼ葺きしていきます!どんどん美しい屋根が仕上がっていきますね(*^-^*)
端部から順次、縦ハゼ工法で板金を葺き進めていきます。職人の熟練した技術により、一枚一枚が正確に配置され、美しい屋根面が次第に形成されていきます。
縦方向に規則正しく並ぶハゼのラインは、シンプルでありながら洗練された外観を生み出し、建物全体の意匠性を高めます。
このまま最後まで完成させたいところですが、H様邸の屋根には谷樋(たにとい)があります。
キリのいいところまで葺いた後、谷樋を取付けていきます。
谷樋とは・・屋根の谷部分に設ける雨樋のこと
この部分は雨水が集中して流れるため、適切な排水処理が不可欠となります。
キリの良い位置まで屋根材を葺いた後、次の工程として谷樋の設置作業に移ります。
☆縦ハゼ葺きの主要ポイント
✅棟から軒先まで一枚の長尺板金で仕上げる高い防水性
✅ハゼ部分でのビス固定により、ビス頭を隠蔽する優れた納まり
✅水切りとの正確な位置関係による確実な雨仕舞
✅細部の折り曲げ加工による雨水浸入防止
次の現場ブログで谷樋設置と完成の様子をご紹介します(*^-^*)
屋根の葺き替え工事は街の屋根やさん岸和田店にお任せください!
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