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枚方市でモニエル瓦(コンクリート瓦)から陶器平板瓦のスーパートライ110タイプⅠに葺き替え致しました。
【工事のきっかけ】
雨漏りがするとお問い合わせがあり、屋根調査をさせていただきました。こちらのご自宅はモニエル瓦をご使用しておりましたが、モニエル瓦はもう製造が終わってしまっているため一部分の修繕ができません。またかなり劣化していたため今回は葺き替えをご提案致しました。
退色も少なく防災に適した陶器平板瓦スーパートライをお選びいただき、そちらを使用し葺き替え工事を行わせていただきました!
基本情報
既存に葺かれているコンクリート瓦のモニエル瓦は、世界で一番使われているコンクリート瓦で、世界23か国に工場を持つ世界有数の企業の製品で、製品としての実績は素晴らしい瓦です。
日本にも40年ほど前から日本法人ができ、多くの屋根で葺かれてきましたが、少子高齢化で人口が減少する日本を見限ったのか、数年前に日本法人は突然解散してモニエル瓦は日本から消えてしまいました。
現在では、補修用に瓦を手に入れるのも難しなってきており、経年化したモニエル瓦は塗替えか葺替工事の選択になってしまうのです。
こちらのお客様は、雨漏りもしていらっしゃるとのことで葺替工事を御選択頂き、しかも最近では軽量な屋根材を選択されることが多いのですが、陶器の平板瓦の(株)鶴弥さんの「スーパートライ110」をお選び頂きました。
陶器平板瓦は、カラーベストなどより重量は重いですが、屋根の景観的な重厚感、そして陶器平板瓦は釉薬を塗って焼成するという屋根材ですので、茶碗などと同じで色を塗ったわけではないので、色が剥がれることはないのです。
つまり、塗替えの必要がないので、最初の費用はかさみますが、長い目でみるとランニングコストは安くあがるのです
まずふるいモニエル瓦を撤去していきます。
モニエル瓦は瓦下に土などは敷いてなく、木桟に引っかけて並べて行く瓦なんです。だから、瓦を剥がす時も埃が少なくていいですね。
すべてのモニエル瓦撤去が完了し、木桟と屋根下葺材のみになりました。
実は雨漏りの原因は、この下葺材なのです。
この下葺材「ハイトン」と呼ばれるビニール系の下葺材で、本来は土葺の下地材に使用され、土が上に乗ってるので屋根瓦が夏場などに高温になっても熱が伝わらなかったのですが、土を用いないモニエル瓦などでは、熱が伝わって、ビニールですから、縮んでしまって下地の野地が見えてしまっています。
瓦と家の僅かな隙間などから、鳥などが侵入して巣をつくることがあります。現在では起こりにくいですが、瓦を剥がすと鳥や、虫、蛇などが出てくることもあります。
一昔前の下地材の防水シートはビニール系のものが仕用されており、夏場などに瓦からの熱が伝わり、縮んでしまっています。こうなると、防水の意味もなく瓦の下に入った雨水はそのまま野地に流れ雨漏りに繋がります。
瓦の下には雨が入らないようになっているのですが、古くなって表面の塗膜が剥がれ、流れが悪くなったりしたときや、風の強い雨の時に瓦の下に入ることもありますが、その時の為に、下葺材として防水シートが張られているのです。
穴が開いてしまっていた野地板の上に補強するため下地材のコンパネを重ねていきます。
下地コンパネを張った後、下葺材として一般的なアスファルトルーフィングより、釘のシール性が高いゴムを含有したゴムアスファルトルーフィングを敷いていきます。
新たに葺かれるスーパートライ110タイプⅠも、土等を使わずに木桟に引っかけて、釘で留め付けしますので、寸法に合わせて瓦桟を打ち付けて行きます。この瓦桟には溝が掘ってあり、もし瓦の下を流れた雨水を瓦桟で止めてしまうことなく、軒先まで雨水が流れるようになっているのです。
スーパートライ110は軽量瓦で尚且つ、土などは使わないため通常の瓦屋根と比べると屋根重量がかなり軽量化することが可能です。
スーパーロック工法と言って上下の瓦を釘でしっかり固定していきます。きれいに敷きつめ、固定していく為瓦もズレにくく、飛散することも防ぎます。
屋根を軽量化することで、建物への負担を減らし、
瓦同士をしっかり固定することで、地震・台風にでの災害を防ぐことができる素晴らしい屋根材ですね!
袖瓦もしっかり施工していきます。袖瓦もスマートなデザインで高級感のある屋根に仕上がります。
側面からビスで留め付けしますので、強風でも大丈夫!
棟部分は完全乾式工法のハイロールをを奇麗に貼っていきます。
一昔前はこの部分も漆喰などを用いて仕舞をしておりましたが、より軽量で劣化などで剥がれもないハイロールなどの、棟シートを使用します。
ハウスメーカーの新築などは、すべてこの工法になっております。
そして、棟瓦をビスで留め付けて、屋根が完成いたしました。
銀黒の釉薬の色が映える、重厚感のある屋根に仕上がりました。
耐久性にも優れ長持ちなので、繰り返しの修繕費などを抑えることも出来るので経済的にもおすすめです。
【工事完了後】
銀黒の釉薬の色が映える、重厚感のある屋根に仕上がりました。
耐久性にも優れ長持ちなので、繰り返しの修繕費などを抑えることも出来るので経済的にもおすすめです。
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