ひたちなか市の軒天破損は漏水原因である屋根を徹底診断します
更新日：2022年5月5日
軒天は、屋根のせり出した部分の裏側の事を指します。
下から見上げれば目に入る箇所なので、気になる部分ですね。。。
この部分は屋根の裏側にあたるので屋根業者への相談が多い部位ですが、その殆どで屋根の不具合が関係している場合が多い部位でもあります。
壊れている軒天の上の屋根が、地上からも浮いているのが確認できますね。。
一見して判断できるのは、屋根が雨水を止められていない状態になっており、屋根から漏れた雨水が軒天に漏水している事が壊れた原因だと判断できます。
もし屋根の不具合が原因であれば、軒天だけを交換修理しても再び同様の症状が発生し、せっかくの修理費用は全て無駄になってしまいます。
症状を確定させる為に、次は実際に屋根に登って診断を行います(''ω'')ノ
屋根に登ると目に飛び込んできたのは、浮きではなく屋根の陥没でした。
因みにこの屋根は、三年ほど前に業者の勧めで屋根塗装を行っています。
そしておそらく三年前にも同様の症状はあったものだと私は思います。
実際に隙間を測ってみると、2センチほどの隙間が開いていました。
この状態で雨が降れば隙間からどんどん雨水は浸水し、二次防水である防水紙に不具合があれば全て軒天に漏水してしまいます。
そして、天井裏を確認します。
天井裏には屋根から漏水した雨染みがクッキリの残っています。
画像は天井裏の一部分ですが、この様な雨染みが屋根面全体で発生していました。
やはり、二次防水である防水紙が機能していない事で起こる雨漏りです。
屋根は、一次防水を屋根材とし二次防水として防水シートが施工されています。
図解のように、野地板（木製）▶防水紙▶屋根材の順で屋根は施工されており
防水シートに不具合があれば、下地である木製野地板に雨水は浸水します。
おそらく屋根の陥没は、木製下地が雨水を吸収して腐食した事が起因しています。
屋根の機能を改善するには、屋根を改修する必要がありますが、漏水が全体的に起こっている以上、残念ながら部分的な改修では根本的な解決にはなりません。
無料診断での結果を画像とともにお伝えし、最低でも屋根の全面改修が必要な状況をある事もお話しさせて頂きました。
【当店で提案させて頂いた見積り内容】
①上屋：屋根の葺き替え工事（野地板腐食部、下地垂木補強）
関連記事▶屋根の葺き替え工事とは
②破風板交換（木製破風板に交換後にガルバリウム鋼板巻き）
関連記事▶破風板・鼻隠しとは
③軒天改修工事（既存軒天を撤去し、ケイカル板軒天を施工）
関連記事▶軒天補修工事とは
お見積り提出後、お客様からお申し込みを頂いているので1月最終週に着工します。
施工が始まれば下地の状況も確認できます！診断結果が合っているのか！？
実況見分する為にも、再度施工報告させて頂きますね(^^♪
今回は、当店が導き出す診断の様子を書いてみましたが如何でしたか？
もしこの診断結果でも、お客様に『軒天だけを直してほしい』と言われた場合、私は丁重にお断りさせて頂いたと思います。
工事を請け負う限りは金額でも件数でもなく、責任ある工事が出来るか否かです！
街の屋根やさんは徹底した診断の元に、お客様に最善のご提案を差し上げます。
根拠のある屋根工事を納得して行いたいお客様は、ぜひ当店までご相談下さいね。
茨城県内であれば全域、相談・診断・見積りまで無料で賜ります＼(^o^)／
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