ホーム > 大和郡山市下三橋町 築30年スレート屋根、2回目の塗り替え調…

大和郡山市下三橋町 築30年スレート屋根、2回目の塗り替え調査
更新日:2022年4月21日
みなさんこんばんは!
街の屋根やさん奈良南店の店長 吉本です!
今日は大和郡山市下三橋町にて築30年のお宅の屋根の調査に行ってきました。
過去に屋根は一度塗り替えされており、2回目の塗装は大丈夫なの?
と聞かれたので早速屋根に上って調査しました。
まず全景写真
全体的に塗膜が劣化して退色してきていますね( ..)φメモメモ
もし、この確認の時に
塗膜がめくれていたり、屋根材がミルフィーユのように膨張していたりしていたら
2回目の塗装はおすすめできません。
お次は詳細な劣化具合の確認です。
左から、板金の釘の浮きです。
この釘は棟の部分の頂点をカバーしている棟板金を、下地の木材に固定している
重要な釘です。この釘が抜けてしまうと、風に煽られ棟板金が飛んでいく危険性があります。
次に、屋根材のひび割れ
前回の塗り替え作業時や、飛来物などでの割れなどによって
屋根材がひび割れします。今回の物件では軽度ですが、大きい割れがあると
こちらに関しても、割れた箇所が風に煽られ飛んでいく危険性があります。
棟板金にしても屋根材にしても、風に煽られて飛んでいくと
周辺の家や人などに衝突する恐れがあります。
屋根に関しては、その部分が無くなっているので
雨漏れの恐れが大きくなってしまいます。
左から3番目の写真、雨樋の劣化
経年劣化が進むと、軒樋は変形して曲がったり、脱落したりします。
今回の調査では顕著な劣化は見受けられなかったので、塗装するとさらに長持ちさせることができますが
場合によっては交換しないといけない状態のときもあります。
今回調査させて頂いた現場は、
屋根を葺き替えたり、重ね葺きしなくても
塗装でまだまだ長持ちさせることができる状態でした。(*^^)v
調査時に屋根に登らない業者さんがいるとお客様からよく耳にしますが、
どうやって見積りを出してるんでしょうか??
屋根は実際に見てみないとわからないことばっかりですからね!!
今回調査した中で、前回塗装の際に
2回目の塗り替えが30年後も可能になった秘訣があります。
屋根材は重なり合っているので、そのまま塗装すると
重なった部分が塗膜で引っ付いて密着してしまいます。
本来、屋根材は重なり合った屋根の隙間から換気をしたり、
内側に入った雨水を排出するように出来ていますので
その隙間を塗膜で埋めてしまうと、
屋根材が水分を吸収してしまい乾燥できなくなり
劣化や脆弱化を加速させてしまいます。
ですので、弊社では塗り替え時に
屋根材の隙間を無理やり作る
タスペーサーを差し込んでから塗装しています。(上記写真)
この作業をするとしないでは、数年後の屋根材の状態が大きく変わります。
今回の物件では、前回の塗装業者がしっかりと
タスペーサーを使用していたので、問題なく二回目の再塗装が可能となりました。
もし、タスペーサーが無かったら、今回のご提案は
屋根の葺き替えor重ね葺きになっていたと思います。
たったこれだけの作業でも
結果は顕著にでますので、リフォームの際は
弊社は確実な施工を心がけています。
吉本でした!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。