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犬山市で台風による屋根のめくれで雨漏り発生 カバー工法工事
【工事のきっかけ】
台風接近による暴風によって屋根がめくれてしまい雨漏りが発生しました。
屋根がめくれた事により弱い雨でも雨漏りが起きてきました。
夜も不安で眠れないので早く直したい一心で街の屋根やさん名古屋東店にお願いしました。
基本情報

- 施工内容:屋根カバー工事
- 施工期間:1週間
- 築年数:25年 屋根のメンテナンスは初めて
- 保証年数:自社保証:雨漏り10年保証 メーカー保証:変退色・赤錆・塗膜保証20年
今回は犬山市での台風被害の施工事例です。
台風は例年8〜10月頃にかけて増えます。
そして台風の接近・通過による被害は毎年各地で発生します。
近年では温暖化の影響もあり台風が大型化して大きな被害をもたらす事が増えています。
今回の施工事例もそんな台風の通過に伴う被害が発生して雨漏りが起きたので工事をする事となりました。
台風被害は軽微な物から甚大なものまで多数あります。
事前の対策で防げる事もありますのでまずは一度ご相談ください!
ご相談窓口・フォームはこちら
関連ページ
その台風被害は防げた?事前の台風被害対策
こちらが現地調査に行った際の様子です。
赤く囲われた丸の部分です。
屋根がめくれているのがわかると思います。
茶色に見えるのが下地となり屋根材+防水紙までめくれてしまっている事がわかります。
屋根の構成としては
・屋根材(アスファルトシングル)
・防水紙
・インシュレーションボード
・OSB
このような組み合わせで屋根が構成されていました。
インシュレーションボードとは・・・
断熱性・吸放湿性・吸音性に優れている製品です。
今回はOSBという下地合板の上に貼られていました。
このインシュレーションボードとOSBには防水性が全くないのでこのままの状態では弱い雨でも雨漏りが発生してしまいます。
※対策はこの後にご紹介します
また被害のあった周辺の家も台風被害に遭われており台風の恐ろしさが身に染みてわかりました。

こちらがめくれた屋根の破片です。
アスファルトシングル屋根材と防水シートが庭先に落ちていました。
こちらの屋根材は軽量で柔らかいのでまだ良いですが、これが瓦と考えると恐ろしいです。
物にあたっての破損も怖いですが人に当たってしまうと最悪の場合、亡くなってしまうケースも少なくありません。
ちなみにアスファルトシングル屋根材についてですが
『アスファルトシングル』
日本ではあまり普及はしていませんが、北米で100年ほど前に開発されて海外では普及している屋根材です。
アスファルトをガラス繊維の基材に含浸(がんしん)・コーティング、砂粒で表面を着色した屋根材です。
防水性・防音性・軽量性に優れています。
デメリットとしては屋根材の固定に接着剤や釘・タッカー(ホチキスみたいなもの)で固定をするのですが
接着剤等の圧着不足があると強風でパタパタとあおられてしまう事があります。
※今はメーカーの改良で強風にも強くなっています
今回の根本的な原因が圧着不足かは不明ですが・・・。
関連ページ
アスファルトシングル【リッジウェイ】【オークリッジスーパー】

最初の全体写真でお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが
こちらの家の屋根は途中で屋根の角度が変わっています。
そして途中から急勾配になっていました。
勾配とは屋根の傾斜の度合いの事です。
屋根の勾配は寸や角度で表す事が多く一般的に3〜6寸勾配の屋根が多いです。
水平距離10寸(約303mm)に対して高さが何寸あるかで表します。
今回は軒先側は3寸勾配で途中から10寸勾配となっていました。
10寸勾配は矩勾配ともいい、角度で言うと45度もあります。
一般的に6寸勾配以上はまともに立っている事が難しい程の傾斜なので屋根面にも足場を組む必要があります。
今回は10寸という事もあり応急処置をするのにも足場の仮設が必須でしたので緊急の工事となりましたが
足場を組む事となりました。
関連ページ
勾配と屋根の関係
街の屋根やさん名古屋東店の強み
屋根外壁の専門工事店なので自社での職人を有しています。
今回のような雨漏りがあり緊急を有する場合は優先して工事を組む事も出来ます。
自社職人ならではの強みがありますので屋根や外壁でお困りの方は是非ご相談ください!
足場を緊急で組み立てました
急勾配の屋根面には屋根足場も組んでいきます。
これで安全に屋根の作業が行えます。

台風被害箇所の近接写真です。
台風の力は凄まじいですね。
防水紙までめくれてしまった事により今回は雨漏りが発生してしまいました。
ここから応急処置を行います。
今回なぜ工事ではなく応急処置なのかという事ですが
台風被害が発生してからすぐに足場を組んだのですが
その間に屋根の材料の納品が間に合わない為に応急処置となりました。
また全国的に台風被害が発生して屋根材の需要が高まり納期が通常よりも遅れたという事もあります。
※屋根材以外にもカーポートやテラスで使う波板やポリカの平板等も供給が遅れる事態となっていました。
材料が届くまでに雨が降って雨漏りしてしまったは元も子もないので被害箇所に防水シートを貼りました。
棟側まで折り返して防水紙を貼っていきます。
まずは軒先(屋根の低い方の先端部分)とケラバ(屋根の両端部分)に水切り板金を取り付けます。
これは屋根材の裏に水が廻ってしまった時に雨漏りしない為に取り付ける板金部材です。
ビスでしっかりと固定をしていきます。
この板金の材料は屋根と同じガルバリウム鋼板を使用しています。

次に防水紙(ルーフィング)を貼っていきます。
屋根では必ず防水紙を貼っていきます。
それは表面の屋根材では全ての雨を防ぐ事ができないからです。
屋根には一次防水と二次防水という考え方があります。
表面の屋根材を一時防水、防水紙が二次防水です。
垂直に降る雨であれば一次防水で防ぐ事ができますが、吹き降りの雨の際には屋根際の裏側へと雨が侵入してしまいます。
その為、二次防水を設ける事で雨漏りからお家を守る事ができるのです。
また防水紙も種類があり
・アスファルトルーフィング(約15〜20年)
・改質アスファルトルーフィング(約20年超)
大きく分けるとこの2種類があります。
できれば耐久性の高い改質アスファルトルーフィングを使用するのがお勧めです。
もしお見積りを取られているのであればルーフィングの種類も確認してみましょう。

防水紙の貼り方にも注意が必要です。
まず貼り方向は軒先から棟へ向かって重ねて貼っていきます。
反対に貼ってしまうと水を受けてしまう形になるので雨漏りの原因となります。
そして重ねる部分にもポイントがあります。
流れ方向(上下)は100mm以上の重ね
左右方向には200mm以上の重ね巾が必要となります。
これは毛細管現象等によって雨水が吸い上げられてしまい水が防水紙の裏に廻るのを防ぐ為です。
関連ページ
雨漏り防水のためには屋根材ではなく防水紙が重要?!

防水紙を貼り終えました。
次からは屋根本体工事にかかっていきます。
ついに待望の屋根材が到着しました!
今回使用した屋根材というのが
ニチハというメーカーの『横暖ルーフαプレミアムS』という商品です。
こちらの商品の特徴ですが
塗装高耐食GLめっき鋼板を使用しており裏側に断熱材がついています。
耐久性・軽量性・遮音性・防火性・防水性に優れています。
また安心いただけるポイントとしましては
変色・退色、塗膜の20年保証がある事です。
屋根は紫外線、雨風等の過酷な環境下に日々晒されています。
一般的な屋根では10年も持たずに表面の塗膜が劣化してきたりという事もあります。
その中でもこちらの横暖ルーフは耐久性の高いフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板を使用しているので
期待耐用年数としては25〜30年程度となっています。
とてもおすすめの屋根材ですので検討してみてはいかがでしょうか?
商品紹介ページ▶︎抜群の耐候性20年保証『横暖ルーフαプレミアムS』

屋根の本体工事のスタートです。
屋根は簡単に説明すると下(軒先)から上(棟)へと葺いていきます。
逆にやってしまうと防水紙と同じで水を受けてしまう形となってしまう為、軒先から屋根を葺いていきます。
屋根の形状に合わせてカットや加工をしていきながら固定をしていきます。

このような感じで工事をしていきます。
本体の固定ですがビスを使用して固定していきます。
屋根の構造の垂木に向けての固定の場合は455mm以下の間隔で固定をしていきます。
野地板に向けての固定の場合は300mm以下の間隔で固定をしていきピッチの間隔を確認しながら工事を進めます
最後に袖板金と棟板金の取り付けをして工事が完了します。
今回は工事スタートから完了まで1週間程度でした。
屋根の面積や形によって変わりますが葺き替え工事と比べてもカバー工法は早く工事が進みます。
このような感じで新築の様に綺麗に仕上がりました。
カバー工法は屋根が重たくなってしまうデメリットはありますが、それ以上にメリットもあります。
断熱材付きの屋根という事もあり、『部屋が静かになった』『エアコンの効きがよくなった』等のお喜びの声も聞こえました。
※現在の家の構造・断熱状態に左右されます
今回は犬山市で台風被害に遭われた家の屋根のカバー工法工事をご紹介しました。
夏の終わり頃から台風のハイシーズンへと入ります。台風被害に遭ってからでは遅いです。
屋根工事が必要かどうかの判断でお悩みの方は街屋根にご相談ください
街屋根の屋根点検では屋根はもちろんですがご希望頂ければ屋根外壁全体の確認をさせていただきます。
事前の対策で大切な住まいを守りましょう
そんな時は街の屋根やさん名古屋東店にお任せください。
最近多いのが訪問(飛び込み)業者による屋根の指摘です。
大半が屋根に問題のないことが多いのですがお客様の不安を煽る言動をするので悪質です。
街の屋根やさん名古屋東店は屋根外壁の外回りの専門工事会社です。
そんな外回り工事の専門家が家を診断させていただきます。
どこへ頼んだらいいかわからない方は一度街の屋根やさんにご相談ください。
コロナ禍ですので対面での相談が心配というかたはオンラインでのご相談も行っております。
関連ページ 街の屋根やさん名古屋東店のコロナ対策について
関連ページ 対面での営業が不安な方はオンラインでの相談も行っております
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