特徴的な屋根 はかま腰屋根とは?
更新日:2022年04月13日
屋根の形状は、シンプルな三角屋根から複雑な形状の屋根までたくさんの種類があります。時代ごとに流行があるのかもしれませんね。近年では、片流れや差し掛け屋根のようなスタイリッシュな形状の屋根が増えているように思えます。太陽光パネルの設置にも適した形状ということも理由の一つかもしれません。今回は「はかま腰屋根」という形状の屋根を簡単にご紹介します。
はかま腰屋根
はかま腰屋根とは、切妻屋根の妻側にある破風の頂上(拝み)部分を斜めに切り落とし、寄棟のようにした形状です。袴(はかま)をはいた時の姿に似ていることからつけられたそうです。「半切妻屋根」や「隅切(すみきり)屋根」、「ドイツ屋根」ともいわれます。
メリット・デメリット
<メリット>
道路に面した立地や、家が密集した地域では、道路斜線制限(高さや幅の制限)の法的基準をクリアすることを目的として使われることがほとんどです。はかま腰(半切妻)にして高さを調節する事によって、室内面積を変えずに建てることが出来ます。和風でも洋風でも、デザイン性のある佇まいになります。
<デメリット>
妻側(破風・ケラバがある部分)の屋根の一部が鼻隠しのように水平だったり、継ぎ目が多く構造が複雑なことから、雨漏りなどのリスクが増えます。また、メンテナンスやリフォームの費用もかかります。
複雑な屋根ほど、メンテナンス費用も掛かる傾向があります。私たち街の屋根やさんでは、現状で最適なメンテナンスをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
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