名古屋市南区にて１階の部屋から雨漏りしたと連絡がありました
更新日：2022年3月21日
話を聞くと大きなベランダがあるそうで、そこからなのかもしれないので見て欲しいという内容でした。
確かにベランダ部分の天井には雨漏れであろう染みが出来ていました。
場所的にちょうどベランダ部分にあたりますので、その辺をしっかりと確認していきます。
ベランダにのぼってみると、かなり傷んでいるなぁと感じました。
一部には、枯れた草が大量にあります。
これでは、排水口が詰まってしまいます。
そのため、モルタルの目地の部分も劣化により亀裂が生じています。
いつごろから入った亀裂かは分かりませんが、時間と共に雨が入り込んでしまうので漏れてもおかしくはありません。
黒ずんで見えるのは、雨が入った影響で、カビが発生し黒く変色しています。
ここまで傷んでいると雨漏りしていない方がおかしいと思えるほどの状況です。
塗膜の劣化だけではなく、亀裂まで入っていますので躯体にも影響が出かねません。
手摺りの錆も表面は塗装で保護できますが、柱の中などは結露により同じように錆びていきます。
手摺の中部分は塗装は出来ませんので、最低でも表面の塗装は定期的にして頂きたいところです。
2階の陸屋根の防水を施工された時に、同時にベランダも防水出来ればよかったのです。
諸事情もあって当時は出来なかったと思いますが雨漏りしてしまうと悔やまれる事と思います。
諸事情もあって当時は出来なかったと思いますが雨漏りしてしまうと悔やまれる事と思います。
私たちも、瞬間的な事ではなく、将来的な事も含めて、今できる最善のお手入れをご提案しております。
あの時に…と言われる事が悪い方ではなく、良い方で言ってもらえるとうれしいです。
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