江東区|KMEW社のタフモックを使った棟板金交換工事
更新日:2017年01月26日
江東区のお客様邸にて棟板金交換工事を行いましたので、その様子をご紹介いたします。強風によって棟板金が飛散してしまったそうで、点検にお伺いすると貫板だけが残された状態でした。貫板もだいぶ年数が経っているので釘の効きも悪くなっていたようですので、今回は貫板を含めて棟板金交換工事を行います。また、貫板は今までは木製でしたが、腐食に強いKMEW社のタフモックという樹脂製の貫板を使って工事を行います。
これから工事を行う屋根の状態です(左写真)。古い板金や貫板は撤去して清掃を行います。
続いて貫板の設置です(右写真)。古くから棟板金の貫板には木材が使われておりました。しかし、みなさんご存知の通り木は水分によって腐食しますし経年劣化もありますので定期的に交換しなければなりません。しかし、今回のように棟板金が飛散して初めて貫板が劣化していたことが分かるというケースも多いので、できるだけ長持ちする貫板を使っておきたいところです。そこで今回使用するのは樹脂製のタフモックという部材です。樹脂製というと分かりにくいですが、プラスチックといえばお分かりいただけるでしょう。木材よりも軽量で、さらに耐久性も高いため、街の屋根やさんでもお勧めしております。
貫板の設置後、板金を取り付けます。接合部にコーキング処理を行えば(左写真)工事は完了です。
タフモックを使っているので、以前よりも水分や経年劣化に強い棟板金になりました。飛散の心配も以前より少なくなって安心ですね!
棟板金交換の詳しい手順などについては専用ページでも紹介しておりますので、そちらも合わせてご覧ください。
記事内に記載されている金額は2017年01月26日時点での費用となります。
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