屋上は頻繁に上ることもないので、屋上の状態を確認する機会が少なく、定期メンテナンスや点検が遅れてしまうことがあります。

通常の家屋の屋根とは違い、雨水が自然と流れ落ちないので、水が溜まってしまったりするとその部分の劣化がどんどん進んでしまいます。

劣化によって塗装が剥がれ、防水性が弱くなってしまうと雨水がしみ込んでしまい、雨漏りの原因になります。

今回はしっかりと掃除をしてから、防水性の高い塗装をおこなっていきます。

屋上に鳥が頻繁に飛んできていることは気づいていたそうですが、点検して初めて鳥の巣があることに気づいたそうです。

もう鳥はいないようですが、最近までいたのか屋上には鳥の羽も散乱している状態です。

鳥が巣を作る際にたくさんの素材を集めて来ていたようで、かなりゴミとなって溜まってしまっています。

まずは鳥の巣とゴミの撤去をおこなわなければ、塗装できないのでしっかりと掃除と洗浄をしていきます。

塗料は雨風など天候による耐久性が高く、防水効果も高い塗料を使用しました。

雨や風、太陽光などの影響を常に受けている屋上の塗装の耐久年数は、おおよそ１０～１５年です。

防水性能の高い塗料を使って塗装工事をおこなっても、１０年前後でメンテナンスは必要です。

今回のように排水溝が詰まってしまっている状況であれば、さらに早い段階での補修工事が必要となります。

仕上がりをご依頼主様にみていただくと、大変満足していただけました。

鳥の巣は全く気付かなったようなので、これからは気を付けてみていきたいとお話していらっしゃいました。

近年は大きな台風なども多いので、気になることがあれば早めの点検をおすすめします。