名古屋市緑区にて防災瓦が落ちてきたので点検依頼
更新日：2022年2月27日
屋根瓦が落ちてしまった、とのお問合せを受けお客様宅へ伺いました。
強風の日に瓦が落ちてしまいお隣の車を傷つけてしまったそうです。
今後同じようなことがあったら困るので一度屋根を見て欲しいとの事でした。
ドローンを飛ばし、屋根の状態を確認していきます。
防災瓦は瓦同士のロック構造とビス止めにより簡単には取れないようになっています。
そのため、地震・台風にも強く屋根材として使う家が多い瓦になります。
瓦が取れた部分はコチラになります。
けらば瓦が無くなっています。
屋根の角部分ということもあり風の影響を受け続けてしまったのでしょう。
家の立地も小高い丘に建っていることもあり強風を受けやすかったと推測できます。
落下した瓦は下屋根に当たってしまったようです。
応急処置としてブルーシート養生はお客様自身でされたそうです。
瓦が外れた部分の真下がボロボロになっていました。
軒天部分がこうなっているということは、どこかから水が入りこんでしまっている証拠です。
元々の下地に水が染み込み、下地が弱くなったことで瓦が飛んでしまったのかもしれませんね。
瓦が落ちた箇所以外も確認していきます。
特段気になるような箇所はありません。
屋根の形状が少し複雑なので今後似たようなことが起こる可能性はあります。
軒天と同じ素材を使用している破風部分もいずれはボロボロになる可能性があります。
現状は特に問題ありませんが、長い目で見るとメンテナンスが必要になる時期は必ずやってきます。
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