今回は、屋根工事の依頼を受けていたお客様からの、隣地境界ブロック塀の補修の様子です。

今回の工事内容は、種別で言えば外構工事や左官職人さんのお仕事ですが、街の屋根やさん水戸店はこのような工事補修もワンストップで行えるのも強みです(^^♪

ブロック塀には定期的なメンテナンスが必要です！ご興味ある方は、ご覧になってみて下さいね。

因みにブロック塀の耐用年数は、使用されているブロックの厚みによって異なり、凡そ10年～30年！

100㎜厚ブロック（10㎝厚）：10年～13年程度
120㎜厚ブロック（12㎝厚）：13年～17年程度
150㎜厚ブロック（15㎝厚）：25年～30年程度

と厚みによって、凡その耐用年数目安が異なるのが特徴です。

築後30年経過しているので、耐久力不足は否めませんね(>_<)

住宅の境界ブロックは、築後かなりの年数が経過しているとどちらの所有物かわからない場合があります。

今回の境界線ブロック塀は、当店にご依頼頂いたお施主様所有でしたが、場所によっては隣地住宅との折半などもある為、近隣トラブルにならないように、計画する際は確認する事から始めるようにして下さいね。

健康な塀であれば工具を使用して解体しますが、今回の塀は手で揺らしながら解体できる状態(>_<)

ブロックを解体していくと無筋塀※むきんへい（鉄筋が入っていないへい）である事が判明しました。

30年・40年経過している塀は、このような無筋塀が沢山あり特段珍しい事ではありませんが・・
東日本大震災時などで倒壊した塀の多くは、この様な無筋塀や鉄筋の経年腐食による物が殆どです。

耐用年数以上使用している塀は、安全対策の上でも早急に検討して頂ければと思います。

【ブロック塀の鉄金の入れ方の基準】
高さ1.6ｍ以下の塀の場合＝80㎝以下の間隔・高さ1.6m以上の塀の場合＝40㎝以下の間隔

今回の塀は、2段積み（高さ19㎝ブロック×2段＝38㎝）で、基礎高を入れても凡そ0.8ｍ（80㎝）です。
高さ基準からすれば80㎝間隔ですが、ケチらずに40㎝間隔で鉄筋を入れて強化しておきました(^^♪

基礎から改修すると工事費用が大きく膨らむため、今回は基礎を温存しての積み替え工事です。
その為、既存と同じ厚みである100㎜厚（10㎝）のブロックを使用しました。

120㎜厚が使用できれば、もう少しお洒落なブロックを使う事が出来ましたが、そこは我慢(>_<)

作業に夢中になり『鏝※こて※さばきの画像が撮れませんでした・・』と職人が嘆いていましたが、この鏝さばきは正に職人技なんです！

作業した範囲は約2.5ｍ幅×2段のブロック塀の補修積み直し工事です。

今回ご紹介している工程の他にも、土の掘り起こしや埋め戻しなども行い、2名の職人が9：30～15：00まで作業を行い全工程完了です。

着手までのタイミングはありますが、この程度の作業は2名入れば一日で完了します。
撤去廃材処分費用が入って税込み8.4万円です。ぜひ参考にしてみて下さい＼(^o^)／

今回は、屋根工事以外の工事風景をお伝えしてみましたが如何でしたでしょうか！？

住宅にまつわる工事は一生に幾度も訪れるわけではないので、職人が入るタイミングに同時に相談できる環境作りを当店では行っています。

先日、他の現場で『玄関先を照らす照明って頼める？』なんて相談もあり、屋根工事のついでだったので喜んでお引き受けしましたよ(#^.^#)

お客様の痒い所に手が届き、気軽に相談できる店舗でありたいのが当店の理念です！
屋根のトラブル・住宅の修理修繕は、街の屋根やさん水戸店にご相談下さいね。