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日立市の屋根調査事例3選!導き出した提案内容とは!?
更新日:2023年6月5日
日立市にお住まいの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
当店の無料屋根調査は茨城県全域が対象ですので、日々さまざまな地域の現場にお邪魔しております。
そんな中から本日は日立市にスポットを当て、当店で実際に行った屋根調査をご紹介していこうと思います!
「最近ウチの屋根が気になってて・・・」とお困りの方々のご参考になれば幸いです( ´ ▽ ` )ノ
調査事例①【ニューウェーブ瓦】最善策は葺き替え工事、費用重視なら屋根塗装
こちらのお住まいの屋根、一見瓦のように見えますが「波状スレート瓦のナショナルニューウェーブ」という瓦を模した屋根材です。
2003年に廃盤になった屋根ですので、少なくても築20年は経過している計算になりますね(^-^;
過去に一度塗装によるメンテナンスを行っているとのことですが、現在はその塗装も剥離し、白っぽい部分が多く見えています。
白っぽい部分は基材と呼ばれるベースのセメントの色です。
このまま放置すると塗膜が剥がれて露出した表面から雨水が浸入し、屋根材そのものの劣化に繋がってしまいます(><)
そもそもナショナルニューウェーブという屋根材は厚みが薄く、波状形状の膨らんだ部分は空気を含み特に割れやすいのです。
今回の調査も、屋根の上がらせていただいた際には踏み割らないよう細心の注意を払っています(*_*)
屋根の頂点に位置する棟瓦の「面戸」と言われる波状屋根の谷と棟瓦の間の隙間部分には、ラバー(コーキング)を塗布し防水処理が施されていました。
屋根材の補修痕は、ナショナルニューウェーブが廃番のため差し替えができず、やむを得ずコーキング材で補修したものと思われます。
経年や補修部分を顧みると、塗装によるメンテナンスでは少々心許ないというのが当店の率直な見解です。
今ある屋根を撤去し、葺き替え工事で新たな屋根に生まれ変わることで今後2~30年は安心できるでしょう。
しかしここで問題が・・・
ナショナルニューウェーブは現在では使用禁止となっているアスベストを含んでいるため、葺き替え工事ですと通常より高額な処分費用がかかります(>_<)
費用面を考慮するならば、ここは屋根塗装で5年~10年程度持たせるという選択肢も考えられます。
お客様には現状と費用感について丁寧に説明し、ご家族で検討してみてくださいとお話しさせていただきました(o^^o)
詳しい現場ブログ➤日立市でニューウェーブ瓦を調査!最善は葺き替え!費用感なら屋根塗装
調査事例②【スレート屋根】築30年の屋根は塗装が色褪せ、ズレや変形も?!
築30年の大手ハウスメーカーさん竣工住宅の、スレート屋根(コロニアル屋根とも言います)の無料調査に伺いました( ´ ▽ ` )ノ
今まで屋根のメンテナンスは特に行なってこなかったとのことですが、先日飛び込み業者さんに棟板金の変形や屋根材のズレを指摘され心配になり、当店にご相談を寄せてくださいました。
まず目についたのはスレート屋根の塗装の状態。
北面の屋根は塗装が色あせて、カビが発生していました。カビの繁殖は塗膜の剥離による防水機能の低下のサインです。
このまま放置しておくと屋根材の劣化が進み、雨漏りなど建物に影響を及ぼす可能性があります。
西面は塗膜の剥離に加え、屋根の表面がザスザスと砂状になっていました。
ザスザスしているのは、塗膜がなくなり露出した基材のセメントが微細に砕けてしまっているからです(;゚Д゚)
専用靴を履いても滑る危険な状況のため、やむなく今回は屋根の上には登らず調査することとなりましたm(__)m
南東方向にくだる隅棟(すみむね)の板金が1枚だけ変形し、本来見えないはずの土台である貫板(ぬきいた)が見えています。
経験上、なんとなく違和感のある曲がり方です(^ ^;
指摘してきた飛び込み業者さんに屋根に登って見て貰ったとのことですが・・・
隅棟部分の半端屋根材がズレています。
飛び込み業者さんいわく「近くで屋根工事をしていてそこから見えた」そうですが、当店が伺った時はそのような工事現場は近くにありませんでした・・・(;^_^A
一般的にスレート屋根のメンテナンスといえば塗装を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし築30年ともなると屋根材そのものの耐用年数を超えており、セメント基材が粉々になっている屋根はもはや塗装では回復できません(´;︵;`)
また屋根の下に敷設されている防水紙の耐用年数は約20年と屋根材より短いため、できれば防水紙も新しくして将来の雨漏りリスクに備えたいところです。
当店が判断したベストなメンテナンスは・・・
①隅棟板金が浮いている部分のみの修理
②南東隅棟全て交換
➂屋根カバー工法工事(現在の屋根の上に新しい防水紙と屋根を載せて覆う工事)
今回は以上三点の見積もりを提出させていただきました( ´ ▽ ` )ノ
詳しい現場ブログ➤日立市で屋根材ズレや棟板金変形を確認!進行中の色褪せも注意が必要
調査事例③【瓦屋根】家の中まで雨漏りが・・・場所と原因を特定します
瓦屋根の雨漏りにお困りのお客様宅の無料調査です。
和室の天井に雨漏りが発生し、長押(なげし)や鴨居(かもい)まで被害が広がっていました。
なんとお施主様はご自身でも屋根裏や屋根の上に応急処置を施していました!
散水調査も実施されたとのことで、ハッキリいって当店の新人より手際が良いです(*゚▽゚ノノ゙☆
養生テープで簡易補修された瓦を捲ってみたところ、ちょうど真下が雨水を滞留させない為に取り付けるキズリ桟の部分でした。
散水調査の結果ここが浸水口だったとのこと。
キズリ桟の留め釘などから下に敷かれた防水紙に亀裂が入り破損すると、野地板が濡れてたちまち室内への雨漏りに繫がってしまいます。
瓦屋根は50年以上と非常に長持ちする屋根として知られていますが、耐用年数が20年程度の防水紙の方が先に劣化してしまうのです。
劣化した防水紙は新しくする必要がありますが、実は防水紙は傷んだ箇所だけピンポイントに替えればいいものではありません(^^;
防水紙は屋根の軒先からてっぺんの棟に向かって一枚ずつ貼り付けていきます。
雨水の浸入を防ぐため重なり部分が下を向き、最低でも上下で20cm以上重ねる必要があります。
部分的に防水紙を替えると正規の敷き方にならないため、重ね代不足が発生し防水紙の継ぎ目から簡単に雨水が浸入してしまうのです。
今回当店がご提案させて頂いたのは、雨漏りが発生している箇所の緩衝棟のみを解体する葺き直し工事。
葺き直しは、今ある瓦屋根と防水紙を剥がして新たな防水紙を敷設し、瓦を元通りに設置する工事です。
ひとつの傾斜面で区切って改善させる工事ですので、全ての屋根を新しくする大規模工事よりは費用も抑えられ、ピンポイントの簡易的な修理に比べリスクは大幅に軽減できます(*゚▽゚)ノ
詳しい現場ブログ➤日立市で瓦屋根から雨漏りし長押や鴨居にも被害!葺き直しを提案
日立市の屋根の無料調査の様子を3つの事例でご紹介いたしましたがいかがでしたか?
「屋根調査ってこんな感じなんだ~」とざっくりでも把握していただければ幸いです(^^♪
今までメンテナンスや点検を行ったことがない方も、ぜひ一度お住まいの状態を把握してみてはいかがでしょうか。
街の屋根やさん水戸店では、それぞれのお住まいの状態に合わせた最適なメンテナンス方法をお客様にご提案しております。
点検・お見積りは無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね( ´ ▽ ` )ノ
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