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高崎市で雪の重みで膨らんだ状態に変形したり斜め下に傾いた雨樋
更新日:2021年9月9日
高崎市のお客様の建物の調査をしています。
写真は屋根の側面を守る破風板ですが塗装が薄くなって下地の板の木肌が見えてしまっています。
破風板自体年数が経っていますので塗装できる状態のうちに塗っておいたほうが良いと思われます。
この破風板は上下2枚の板の組み合わせですが、よくあるの下の直角三角形の板が釘が抜けて取れてしまう方が多いです。
また雨樋を下から見上げると膨らんでいるような状態で変形しているのがわかります。
冬に屋根に積もった雪が滑り落ちてきて軒先の雨樋のところへと集まることがあります。
その雪の重みに耐えられず雨樋が変形してしまうことがあります。
雨樋は中心部分が板金でできていますので1度変形してしまうとなかなか元には戻せません。
また別のところでは雨樋が斜め下に傾いていることがわかります。
これも雨樋を支える金具が雪の重さで下の方へと折れ曲がってしまっていることが原因です。
この金具もまた元には戻せませんので雨樋も金具も全て取り外して架け替えなければいけません。
雨樋には苔ができています。
これは雨樋のこの部分で雨水がこぼれ落ちていることを意味します。
雨水がきちんと雨水桝へと流れていかずに庭にバシャバシャとこぼれているはずです。
放置しておくと軒天井や鼻隠し板の腐食につながりますので雨樋は直しておくべきです。
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