泉北郡忠岡町で耐力壁設置の際の壁取り合いに捨てシーリング
更新日：2025年11月28日
本日は、キッチンの窓の両側に二重の耐力壁を設置した箇所の外壁側の改修です。
前回の工事で、内側の耐力壁には構造用合板を設置しました。
本日は、外壁側に厚さ9ミリの構造用合板を張りました。
構造用合板を、ここの梁でしっかりと止めるため、キッチン前の庇の上の外壁を四角く切り取り、梁の部分で外側から止めています。
窓の両側に二重の耐力壁を設置したので、外壁を二箇所切り取り、構造用合板を梁できちんと止めました。
耐力壁と外壁下地の取り合いには捨てシーリングを打ち、その上に防水テープを貼りました。
この上にラスカットという外壁に塗るモルタルきの下地材を設置し、その取り合いにシーリングを打ち防水します。
捨てシーリングとは、いずれ正式なシーリングをその上からすると見えなくなるので、捨て打ちと言う呼び方をします。
耐力壁設置の際に切り取った外壁にラスカット（外壁に塗るモルタルの下地材）を張り、その取り合いにシーリングを打ち防水し、上にモルタルを塗りました。
ここの庇は劣化が進み、屋根の鉄板が錆びついていたので、先日改修し、既存の庇を包み込む形で新しい庇を設置しました。
屋根の上に防水シートとゴムアスルーフィングを貼り、その上にガルバリウム鋼板を平板葺きしています。
庇の周りと天井にはケイ酸カルシウム板という不燃ボードを設置し、塗装して仕上げます。
キッチンの窓の両側に設置した耐力壁と既存外壁下地の取り合いに捨てシーリングを打ち、その上にラスカットを張りました。
その取り合いをさらにシーリングで防水した後、モルタルを下塗りしています。
しっかりと乾いた後上塗りをします。
「モルタル」とは建築材料の一つで、セメントと砂と水を練り混ぜたもののことです。
ここは先日モルタルを下塗りしていたので、上塗りです。
先日、広縁の横の洋室に耐力壁を設置しました。
そこの外壁にラスカットを張り、下塗りしていたモルタルがしっかりと乾いたので、上塗りしています。
モルタルの外壁を見ただけでは分かりませんが、この壁ができるまでに色んな材料や部材が使われていて、数々の工程があります。
ひとつひとつ確実に、決して手抜きせず工事をしています。
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