屋根調査　現状

こんにちは！街の屋根やさん京都南店です！

今回は宇治市での屋根葺き替え工事をご紹介させて頂きます。

いつもの戸建て住宅ではなく、雑居ビルの屋根工事を行わせて頂きます。

現状は写真の通り酷い状態になっております。

今の屋根はシングル葺きという屋根になります。

こちらの屋根材は状態が良ければカバー工法でシングル葺きができるのが特徴です。

しかし状態が悪すぎるので、全て撤去しての屋根葺き替え工事を行わせて頂くことになりました。

宇治市　屋根工事　着工

まずは全ての屋根材及び防水ルーフィングを撤去していきます。

新築当時は屋上のモルタルが柔らかく釘が刺さるようになっていますので、釘とボンドの併用で屋根材が固定されております。

この撤去作業と撤去した屋根材を下まで運び出すことが凄く大変な作業となります。

釘も全て抜くかしっかりと埋め込むかしないと次の作業で支障が出ますので、きっちりと撤去を行います。

屋根工事　屋根材撤去　完了

全ての屋根材とルーフィングの撤去、釘の撤去が完了しました。

下地のコンクリート面が綺麗に見えるようになりました。

これで次の工程へと進んでいきます。

屋根工事　下地処理　プライマー塗布

ここから下地処理の内容となります。

水性プライマーASを屋根全体に塗布していきます。

これは次の工程で使用する粘着ルーフィングをより良く接着させて固定するためです。

戸建て工事にはあまりない作業工程となります。

今回のシングル葺きは接着工法になりますのでルーフィングの粘着、シングルの粘着をいかにしっかりと行うかが施工のカギとなっています。

プライマーは乾燥時間が必要ですので、こちらを塗り１日目の作業終了となります。

屋根は大きくありませんがこの日は５名で夕方ギリギリの作業時間となりました。

屋根工事　粘着ルーフィング施工

工事２日目になり粘着ルーフィング施工を行います。

一晩プライマーを乾燥させていますのでしっかりと乾いております。

通常の屋根と同じように軒から棟にかけて粘着ルーフィング施工を行います。

アーチ形状で粘着ルーフィング張りもかなりも手間が掛かってしまいます。

棟はしっかりと二重になるようにルーフィング張りを行います。

しっかりとプライマー処理を行っているので粘着ルーフィングも強固に固定できておりますが、少し強度不足の所には転圧をかけてルーフィングをしっかりと固定をしていきます。

これで下地工事は終わり屋根葺き作業に進みます。

屋根工事　シングル葺き　スタート

シングル葺きのスタートです。

シングルはシングル用のボンドを使用して固定します。

ボンドで全ての屋根材の固定をするのでので、裏面にしっかりとボンドを塗り施工します。

また仮固定の為にコンクリートに下穴を空けてコンクリートビスで仮留め固定をして施工していきます。

屋根工事を必要している方、屋根のことでお悩みの方へ

シングル葺き　片面完成

同じ要領でシングル葺きを行います。

ボンドを塗る者とシングル葺きする者２名１組で作業を進めております。

またこの屋根は完全な左右対称のアーチではありません。

ですので、棟でしっかりとラインが揃うように割付をして施工しています。

上の写真の赤いラインに合わせて屋根材の施工をしております。

屋根工事　シングル葺き　両面完成

反対面もシングル葺きが完成です。

両サイド棟際までしっかりと施工を行いました。

一枚一枚ボンドを塗り、ビスで仮固定をしております。

ルーフィング張りを含め合計３日で屋根が葺きあがりました。

後は棟の仕上げ作業となります。

屋根工事　棟仕上げ作業

棟の仕上げを行います。

棟のシングル材も同質素材になります。

本体と同様にボンドとビスを併用して固定していきます。

宇治市　屋根葺き替え工事　完成

棟の仕上げ作業も全て完了しました。

今回のシングル材は田島ルーフィング製のものを使用しております。

屋根材にスリットが入っており意匠面でも綺麗な仕上がりとなります。

一般住宅よりマンションや商業施設などで多く採用されている屋根材になります。

今回ご紹介しておりませんが、ベランダ屋根のポリカ板張替えや破損した雨樋修理なども合わせて行わせて頂きました。

これで宇治市でのシングルを用いた屋根葺き替え工事は全て完了となります。

当店ではこのように年間数件マンションやビルの屋根改修や屋根修理工事を行っております。

屋根に関することでしたら何でもご相談下さいませ！

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