西条市にお住いのお客様より「リフォーム業者さんに屋根修理してもらったけど雨漏りが直らない」とのお問い合わせをいただきました。
屋根点検の結果、瓦の重なりの木口をコーキングで塞ぐように塗り固められていました。

瓦の隙間から雨水が入らないように塞いだんだとおもいますが、これは間違った修理方法です。
これでは瓦の下に入った雨水が排水されずに室内に雨漏りします。
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「実際にあった、間違いだらけの施工例」

屋根全面に瓦をコーキングで留めていたので部分修理はできません。
古い瓦を撤去して新しい屋根材へリフォームする「屋根葺き替え工事」をご提案させていただきました。
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「屋根葺き替え工事とはどんな工事？」

それでは屋根葺き替え工事の工程をご紹介します。
既存の瓦を解体撤去します。

瓦同士の重なり部分にホコリが溜まっています。
雨の日にこのホコリに雨水が触れると「毛細管現象（もうさいかんげんしょう）」により雨水を吸い上げて雨漏りの原因となります。

瓦の下には大量の土があります。
昔は「土葺き工法（つちぶきこうほう）」と呼ばれ土の上に瓦をのせる工法でした。
この工法だと土の重みで屋根の重量の負担が大きく地震の揺れに弱い工法です。

屋根の重量の約3分の1が土の重さでした。

次は屋根下地工事になります。
古い野地板は経年により木本来の油気が抜け弱くなっています。
屋根材をしっかり固定する為には丈夫な屋根下地が必要です。
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「屋根の最も重要な部分、屋根下地のメンテナンス」

古い野地板の上に厚み12㎜の針葉樹構造用合板を重ねて張ります。
この上に防水紙のゴムアスルーフィングを張ります。
これで雨が降っても雨漏りしません。

新しい屋根材を施工します。
今回使用するのは軽量屋根材の「ルーガ」を施工します。
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「軽量屋根材ルーガ」

軽く丈夫な屋根材のルーガに屋根葺き替えすることで施工前の6.6トンからルーガ1.8トンにまで軽量できます。
屋根が軽くなると建物の重心が低くなり地震の揺れにも強くなります。
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「屋根リフォームで地震に強い屋根へ！」

平部の施工ができたら最後に棟の施工をします。
棟には「換気棟（かんきむね）」を取り付けます。
夏の暑さ対策や小屋裏の結露防止対策に役立つ換気棟は屋根リフォームでオススメしています。

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「暑さ対策・結露対策　換気棟で快適生活」

屋根葺き替え工事の完成です。
見た目も一新し新築のような見た目になりました。

屋根の重量も3分の1以下になり耐震性も大幅に向上しました。
地震・台風に強くなったほか換気棟により快適な住まいとなりました。

お客様にも「キレイになったし地震や台風がきてもこれで安心」と喜んでいただきスタッフ一同嬉しくおもいます。
お住いの地震や台風など災害対策が気になる方はお気軽にお問い合わせください。
無料の点検調査をしております。

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「お住いの無料点検について」