現場に急行！そこには朽ちた留め具と飛んでしまった塩ビの波板がありました。

新居浜市のY様より「家のテラス屋根の波板が風で飛んだから修理して欲しい」とお問い合わせをうけ、現場に駆け付けました。

Ｙ様邸に到着すると、問題のテラス屋根は2枚の波板だけを残して飛んでしまっていました。
残った波板を見てみると経年劣化が進み留め具のフックが朽ちてしまっている状態。雨水を排水するためのプラスチック製の鎖樋も途中で切れています。

Y様にお話を伺うと「以前にも台風で飛んでしまったことがあり、その時は自分たちで工夫して修理を行ったんだけど前日の急な突風で飛んでしまった。」とのことでした。
Ｙ様邸は新居浜市の中でも山に近い地域で、山から吹きおろしてくる場所でした。飛んでしまった波板が二次被害を生まなかったのは不幸中の幸いです。

お見積りを出してご納得いただけたので部材(樹脂製・鎖樋)が届き次第すぐに修理に入ります。

ポリカ波板に交換します。

それでは波板の交換にはいります。今回はポリカ波板(ポリカーボネイト波板)を使用します。

既存のガラスネット波板(塩化ビニル)は作業性がよく価格もお手軽で非常に人気のある屋根材でしたが、耐久年数は5年～7年程と少し心もとないものでした。
それに対してポリカ波板は、気持ち値段は上がりますが、しなやかで耐衝撃性、耐紫外線に強く耐久年数も10年と長持ち。長く見ると絶対にお得です！

テラス屋根・波板交換の様子を紹介します

既存の波板を取りはずしたら最初に行うのが雨樋の掃除です。
この雨樋は波板を付けたら隠れてしまう場所なので、掃除は波板を外した時にしか出来ません。
ハケを使ってしっかりと掃除を行いました。

ポリカ波板を施工していきます。
錐で下穴を開けます。フックのサイズにあわせて5.5㎜の下穴を開けましょう。
その下穴にフックを差し込み下側のレールに引っ掛ければ完成です。作業は非常に簡単ですね。

飛ばないようにしっかりと留め具のフックをつけました。
朽ちて切れていた鎖樋も新しいものに付け替えて、これで排水された水が飛び散るのに悩みも解決です！
Ｙ様邸のテラス屋根・波板交換の終了です。　　→テラス屋根の工事を終えたＹ様のアンケートはこちら

これから台風シーズンがやってきます。皆様の屋根は大丈夫ですか？
屋根が飛んでしまってからでは遅いんです！思わぬ二次被害を生んでしまうかもしれません。
ぜひ今のうちに一度屋根の点検をしてみましょう。　　　→屋根の無料点検について詳しくはこちら