あま市で築14年の化粧スレート屋根の点検 メンテナンスについて
更新日：2021年12月2日
化粧スレート屋根の点検へ行ってきました。
築14年の家にお住まいの方からご依頼です。
年数的にそろそろメンテナンスをした方がいいのかもということでご相談を頂きました。
屋根材には様々な種類がありますが化粧スレートはとても良く使われる屋根材です。
『化粧スレート
もしくは
『カラーベスト
とも呼ばれることがあります。
下の２つは商品名なので厳密には違いますが、普及している商品なので
大体は通じます。
セメント質の屋根材で経年劣化による退色や防水性が失われるので塗装が必要となってきます。
もともとはアスベスト（石綿
今は一切使用される事がなくノンアスベストのみとなっています。
厚みが5〜6mm位のものになります。
幅が約
軒先から約半分くらい屋根材を
色は豊富で重さも瓦より軽く施工性・単価も安いので
今でも非常に屋根には使われています。
しかし経年劣化により退色が進むので塗装が必要です。
反対に北面では陽が当たりにくいのでコケやカビが発生していました。
このコケやカビは屋根材の劣化を促進させてしまうので注意が必要です。
しかし下の屋根材が重なっているのでそれ程には心配は要りません。
スレートの場合は差し替えもできるので状況に合わせて差し替えを行うといいでしょう。
その際には棟板金に不具合がないかも見ていきます。
年数の経過によって棟を固定している釘に浮きが出てくることがあります。
その場合は釘を打ち付けるか、劣化が進行している場合は新しい棟板金へ交換をしてあげる必要があります。
今回の調査の結果では
全体的な退色がありましたので塗装をおすすめしました。
また棟板金に関しては下地の劣化はなさそうでしたのでビスまたは釘で再固定を併せておすすめしました。
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