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堺市中区でリピーター様の屋上ウレタン防水改修工事を行いました
更新日:2021年11月29日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
3年前に工事を行った堺市中区のリピーター様より、屋上防水の劣化で前回調査を行い、
工事のご依頼をいただきました♪
現地調査の様子▶
堺市中区のリピーター様より屋上防水改修と笠木交換のご依頼ご依頼いただいた工事内容は
屋上ウレタン防水改修・笠木取り換え・和室天井張替・外壁と付帯部の塗装工事です。
今回のブログでは
屋上のウレタン防水の改修と笠木取り替えを行った様子をご紹介いたします。
現状の屋上にはクラック(ひび割れ)や浮き、笠木接合部の不具合など経年劣化が見られます。
実は、3年前の台風被害の補修を行った際にも、
『屋上はもって4~5年、外壁も白華が見られるので5~10年で割れや落下が発生するくらいの劣化度です』と、お客様に報告しておりました。
室内の雨漏りもこちらの屋上の劣化によるものと考えられる為、今回は
ウレタン防水の通気緩衝工法で屋上防水の改修工事を行います!
防水工事にもいくつか種類がありますが、その中でも「ウレタン
」
と呼ばれる樹脂を液体状にして塗り、防水層を形成する
ウレタン防水工事を行います。
▶
バルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)のメンテナンスに選ばれるウレタン防水また、ウレタン防水にも
密着工法・・・下地に直接ウレタンを塗る工法通気緩衝工法・・・通気緩衝シートを張り、その上にウレタンを塗る工法の2通り工法がありますが、今回は通気緩衝工法を行います。
通気緩衝工法は通気緩衝シートや脱気筒を使用する特徴があります。
劣化した既存の笠木を撤去します。
手摺が笠木上に取り付けられていた為
、笠木を
部分ごとにカットして外しました。
立ち上がり部分
や手摺に傷が付かないよう、慎重
に作業しました。
水切りカバーは少し劣化していたものの、使用できる状態の為浮かせておいて
再
利用します。
手摺がない笠木の場合は1~2時間で撤去できますが、今回は手摺があった為、撤去に約5時間を費やしました。
こちらのパラペット(立ち上がり部)にも防水処理を行う為、柱の水切りカバーも全て浮かせておき、防水処理が可能な状態にしておきました。
古い塗膜を取り除く『ケレン作業』を行います。
現状の屋上防水には、劣化して古くなった保護モルタルがあり、しっかり取り除いておかないと、新たに防水を施してもすぐに浮いたり捲れる原因になります。
ケレン作業ではゴミやホコリも出る為、最後は綺麗に清掃しておきます。
カチオン系樹脂モルタルと呼ばれる下地調整材を塗布しておきます。
カチオン系樹脂モルタルは下地と上から重ねる塗料の接着を良くしたり、下地補強の効果があります。
ケレンや下地調整は防水の耐久年数や仕上がりにも直結する、必要不可欠な工程です!
プライマーと呼ばれる接着剤をローラーで塗布します。プライマーには
後から張る通気緩衝シートや防水材
を接着
させる以外にも、下地を固める
効果も
あります。
塗布する
量が少ないと接着力が弱まってしまう為、
ローラーにたっぷり染み込ませて塗っていきます。
通気緩衝シートを張っていきます。
通気緩衝シートで下地と防水層を絶縁する事で、下地の劣化や水分が防水層に影響を及ぼすのを防ぎます。
その為、雨漏りがあったり、劣化が大きいベランダや屋上防水にはこちらの通気緩衝工法を行う事が多いです。
通気緩衝シートに穴を開け、脱気筒を取り付けます。
Q.脱気筒は何の為に取り付ける?
A.屋上やベランダなどの下地には水分が含まれており、温度が上がると水蒸気として蒸発します。
その水蒸気が防水層の膨らみの原因になる為、脱気筒を取り付けて湿気を排気する必要があるのです。
脱気筒は水上側に取り付け
、日照時間がなるべく長くなる場所に取り付けます。
防水層となるウレタン樹脂材をローラーで塗ります。立ち上がりのパラペットにも防水層を持たせる為、一緒に塗っておきます。
一度目のウレタン樹脂材が乾燥したら、再度ウレタン樹脂材を重ね塗りします。
防水層の厚みが足りないとすぐに劣化したり防水効果が低くなる為、
二層に分けて塗り、しっかり厚みを持たせます。
ウレタン防水が乾燥したら、最後にトップコートを塗ります。
トップコートは防水層を紫外線から保護したり、滑り止めや遮熱の効果があります。
また、様々な色に塗る事もできる為、美観性の面でも一役買っています。
ベランダや屋上の防水改修工事が完了しました。既存の床面には
防水性がほとんどありませんでしたが、新たにウレタン防水を施した事で防水性の高い
ベランダ・屋上になりました!
しかし、これで完了ではありません。工事のはじめに
撤去した笠木を取り付けます
!
パラペットのサイズにピッタリ合う笠木の板金ができました。
パラペットに取り付ける笠木は、採寸した上工場で大まかに製作し、板金職人が細部を現場で曲げ加工しながら取り付けます。
サイズに合わせて加工した板金をビスで留め、取り合い部や水切りカバーなどにコーキングを打って完了です!
笠木の取り付けが完了しました。パラペットにもウレタン防水を行いましたが、立ち上がり部分は劣化しやすく、意外と
雨漏りの原因にもなりやすい為、笠木を取り付けて防水効果を高める事が大切です。
▶
雨漏りの原因となりやすいパラペット、メンテナンスは必須ですベランダ防水改修と笠木の交換を行った事で、雨漏りが解消されてお客様にも喜んでいただけました(^^)
『
雨漏りの原因は屋根から
』と思われている方も多いのではないでしょうか?
しかし、ベランダや屋上の防水劣化が雨漏りに繋がるケースは少なくありません。というのも、ベランダや屋上に使用されているコンクリートやモルタルにはそもそも防水性
が低く、防水層で水分の侵入を防ぐが重要になるのです。
▶ベランダ・バルコニーで起こる雨漏りの原因と補修方法を解説
皆様のベランダ・屋上にはこんな症状はありませんか?
もし一つでも当てはまったら、雨漏りリスクが高まっているサイン
です。
雨漏りしてから
工事を行うとなると、内部部材や内装まで被害が進んで
工事規模や費用も大きくなってしまう為、このような症状に気付いたらすぐに工事を行う事をおススメします!
▶
防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです
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