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古河市のスレート屋根の浮きと破損!雨樋調査中に発見しました
更新日:2021年11月26日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、古河市で行った屋根の調査の模様をお届けいたします。
お客様のご相談は「雨樋が落ちてしまったので直したい」という内容でした。脱落した雨樋の他に、
浮きや破損が見つかったスレート屋根の調査の様子も、併せてご報告いたします。
早速、ご依頼のあった雨樋から調査を開始します。
脱落した箇所を確認し、破損状況を把握したいと思います。
1階東側の雨樋
2階北側の雨樋
雨樋の脱落は1階と2階の計4箇所で見つかりました。
台風や強風の度に壊れて抜け落ちてしまったそうですが、1階の2箇所だけだと
思われていたご主人様は、大変驚かれていらっしゃいました。
古河市のお客様のお宅は、軒樋(軒先に沿うように取り付けられた雨樋)に
「樋隠し」が設置されています。
軒隠しと泥が付着した軒樋
テラス屋根の歪んだ軒樋
樋隠しは軒先の意匠として付けられるもので、木製や金属製でできています。
文字通り樋を隠す役割を持ち、家がすっきり見える印象を与えることができますが、
雨樋自体が隠れてしまうため、異常が分かりにくい側面もあります。
今回もご家族の方が2階の脱落に気が付かなかったのは、樋隠しが原因ではないかと…(・・;)
脱落の他にも泥の付着、歪みや変形がいくつかの場所で見つかりました。
写真を交えて雨樋の状態をご説明した後、調査中に気になる点を見つけた
スレート屋根について、お話を聞かせていただきました。
【お客様より伺った屋根の状況】
・新築で購入し、築35年以上は経過している
・記憶が定かではないが、15年くらい前に塗装をしている
・今のところ雨漏りはしていないと思う
・雨樋ばかりが気になって、今まで屋根は考えたことがなかった
いい機会なので…と屋根の点検のご依頼もいただきました。
お客様のお宅は築35年以上なので、屋根のスレート材にはアスベストが含有されています。
参考記事➤
建材のアスベスト問題アスベストはとても強く頑丈で、耐久性に優れた建材です。
20年を過ぎても、ひび割れ等の経年劣化はほとんど起こりません。
しかしさすがに35年以上も経つと、いろいろと心配な症状が出てきます。
アスベスト含有屋根材の見分け方
①いつ建設されたか
2004年以降に建設された住宅はノンアスベストの資材を使用しています。
②屋根材で見分ける
スレート・粘土瓦以外の瓦・セメント瓦等にアスベストが含有されています。
③刻印番号で調べる
屋根材の内側や裏側等に刻印されている品番を見て確認します。
経年により発生するスレートの浮き
遠目からでも分かる浮きや反り
スレート材の表面には防水用の塗装が施されています。塗装のメンテナンスを行ったのは
15年ほど前ですので、防水機能はかなり低下しているものと思われます。
塗膜の劣化によりスレート材に水分が侵入し、湿った状態と日光に晒された乾いた状態が
繰り返されることにより、浮きや反りが引き起こされてしまいました。
スレート材の浮きや反りのトラブル
①強風によるトラブル
台風等の強風の日に、隙間に吹き込んだ風で押し上げられ、脆くなったスレート材が
割れて飛散する場合があり危険です。
②雨水によるトラブル
隙間から侵入した雨水が、劣化した防水シートを伝い下地へと浸透し、雨漏りに
繋がる可能性があります。
棟板金の先端部分の釘浮き
釘が緩み棟板金に生じた隙間
スレート屋根の頂点についているものが棟板金です。
金属製の板で屋根材の接続部を覆い、雨水を防ぐ役割を果たしています。
築年数を考えると状態は良好な方だと思いますが、所々で釘の浮きや緩みが見られます。
内部の貫板(ぬきいた=棟板金の下地になる木)の様子も心配ですね。
北側の屋根一面に広がった茶色の汚れのようなものはコケです。
コケやカビはじめじめした場所を好むため、水捌けがよくない北側に多く繁殖しています。
南側にも発生していますが、北側と比べると違いは一目瞭然ですね。
古くなって水切りが悪くなったスレート材は、コケやカビが発生しやすい状況です。
塗装膜の劣化のサインと捉え、注意をした方がいいでしょう。
【雨樋について】
残念ながら部分的な補修はできませんので、支持金具や集水器も含めて、
新規の雨樋に交換する工事をお勧めします。
【スレート屋根について】
築年数を鑑みると、屋根の下地にも劣化が進んでいると思われます。
スレート屋根自体もそろそろ寿命を迎える時期ですので、雨樋工事で足場を設置する
タイミングでリフォーム工事を行うことをご提案する予定です。
【屋根カバー工法】既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる工事です。
既存の屋根材を解体せずに施工する工法の為、屋根材解体費用や処分費用が軽減できます。
カバー屋根材は、主にガルバリウム鋼板等の軽量で耐久性の高いものを使用しますが、
屋根の下地の状態により施工できない場合もあるので、ご興味のある方は当店までご相談下さいね。
【屋根葺き替え工事】既存の屋根を撤去して、新しい屋根に葺き替える工事です。
アスベスト含有スレートを完全に撤去するため安心ですが、解体費用や処分費用が発生します。
ただ、下地から全て交換しますので、お客様好みの屋根に替えることができる利点もあります。
参考記事➤
現在の屋根の上に新しい屋根を重ねる屋根カバー工法参考記事➤
古い屋根を撤去して新しい屋根に葺き替える工事
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