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高島市にて台風で飛散してしまった屋根の葺替え工事
高島市 足場
【工事のきっかけ】
大型台風の通過で建物の屋根材(金属)が全て飛散した為
2019年の
台風当日の風が収まった時の写真です。
奥の建物の屋根材が風で飛ばされて駐車場に落ちています。 そして、その下に車が下敷きになっていました。
もしあの瞬間、車ではなく人だったら・・・と考えるとても怖いです。
それくらい滋賀県の高島市でも風が強かったんです。
こちらは翌日の写真です。
屋根全面がめくれてしまっており、下地が露出してしまっています。
このまま放置してしまうと、雨で木下地が腐ってしまいます。
足場を組んでいき屋根の葺き替えの準備を行います。
部材やビスなど材料が飛んでいかないように全面をメッシュシートで覆いました。
新たな屋根としてガルバリウム鋼板で葺く為に、野地板を既存のバラ板の上から釘で止めています。
野地板とは薄い木板の繊維方向を交互に直交させて何枚かをプレスして張り合わせた板のことです。
全て野地板を釘で止めることができました。
この後は実際にガルバリウム鋼板を止めていくことになります
緑色のシートが敷かれているのがわかりますでしょうか?
こちらは屋根本体の下に敷く、ルーフィングシートです。
屋根の防水シートのことですが下葺き材とも呼ばれていて屋根の防水には必ず必要なシートです。
こちらがカラーガルバリウム鋼板です。
文字通り、様々な色が選べる鋼板です。
そもそもガルバリウム鋼板とは、簡単に言えば「メッキを塗った錆びにくい鋼の板」で約30年の長寿命でしかも軽量の屋根材です。
今回は縦に葺いていくので立平葺きという名前の葺き方になります。
こちらが完成した写真です。
棟の部分もしっかりと葺きましたので、これでもう風で飛ばさることはありません。
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