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ひたちなか市のカバー工法はスーパーガルテクトでの重ね葺き
ひたちなか市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
地元のホームセンターさんに、屋根カバー工法工事と外壁塗装工事の見積もり依頼しましたが、思っていたよりも費用が掛かる事となり、インターネットで屋根工事や塗装工事の情報が多く掲載されていた街の屋根やさん水戸店に見積もりを依頼しました。
※2023年9月18日更新
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:約1か月
- 築年数:30年超
- 使用材料:『屋根カバー工法』アイジー工業 スーパーガルテクト(SGL)、タディスセルフ、同材コイル 『外壁塗装工事』アステックペイント シリコンREBO
ひたちなか市で行われていたコロニアル屋根にスーパーガルテクトでカバー工法と、外壁塗装工事が完了しましたのでご報告をさせて頂きます。
工事詳細は以下の通りになります。
| 項目 |
詳細 |
| 築年数 |
築30年超 |
| 既存の屋根材 |
スレートコロニアル屋根 |
| カバーする屋根材 |
アイジー工業 スーパーガルテクト(SGL) |
| 既存の外壁材 |
モルタル壁 |
| 外壁塗料 |
アステックペイント シリコンREBO |
こちらの画像は現場調査時に撮影させて頂きました。
既存の屋根はスレートコロニアル屋根で、外壁はモルタル壁に塗装が施されています。
今回は、ホームセンターさんとの相見積もりの為、金額は伏せた状態で仕様をお客様に確認させて頂きます。
▶この見積もり大丈夫?見積り項目徹底解説
※相見積もりの際はグレードや仕様を変えれば当然金額が下がります。同等の仕様で行う事で業者さんの工事内容や工事方法が分かる為、金額だけで判断されないことをお勧めいたします。
当店の現場調査は屋根・壁の採寸は勿論の事、どうやって工事を行うか?どのような雨仕舞をするのか?を想像しながら行う事で、工事を行う職人との温度差が出ないように心がけています(‘◇’)ゞ
現場調査→お客様担当者
現場工事→工事担当職人
当店では担当分けすることで、お客様にお待たせすることなくレスポンス良く対応させて頂いております(^O^)/
▶
ひたちなか市の屋根工事見積りはホームセンターさんとの相見積もり(現場調査時のブログ)
ひたちなか市のお客様にご依頼を頂いた工事は『屋根カバー工法』と『外壁塗装工事』になります。双方の工事に合わせて仮設足場を設置しなくてはなりません。
工事内容により足場の設置が若干変わる為、当日の朝も再度足場職人と事前に打ち合わせをして工程を確かめます(‘◇’)ゞ
『たかが足場ですが、されど足場です』足場一つで工期や仕上がりに関わってきます。
▶
ひたちなか市で屋根と外壁を同時にリフォームするため足場を設置
(足場設置時のブログ)
続いてケレン作業を行っていきます。ケレン?聞きなれない言葉ですが、ヤスリや電気工具を使い、鉄部の汚れやサビ、旧塗膜を落とす作業の事を指します。
鉄部だけではなく、木部、塩ビ材(雨樋など)にも行い、塗料の密着性が良くなるように表面を傷つける作業(目粗し)もケレンの一種になります。
ケレン作業が塗膜の寿命に及ぼす影響は、50%近くにもなると科学的にも証明がされているようです( ゚Д゚)
高圧洗浄とケレン作業が終わりましたので、本格的に塗る工程に移っていきます。
仕上げ材の塗料には接着力が無い為、接着剤の役割である下塗りが必要になってきます。例えるならば、女性は化粧下地を塗りますよね?化粧ノリを良くする為に塗るわけですから、下塗りと効果は同じになります!
DIYで塗装する方も増えていますが、下地は重要なのでちゃんと下塗りは塗ってくださいね(^^♪
中塗りと上塗りには同じ塗料を使用する為、なかなか見分けが付きにくいのが現状です。2回に分けて塗る理由は、塗装は基本的に均一に塗らなければならなく、中塗りだけでは技術がある職人さんでも至難の技です。
全体的にムラが出来ないようにする為に、上塗りが必要になります(‘ω’)ノ
外壁塗装が完了致しましたので、いよいよ屋根カバー工法に着手します。
屋根材はスレートコロニアル材で、今回はアイジー工業社さんのスーパーガルテクトを使用して重ね葺きを行っていきます。
まず始めは、棟板金の撤去及び軒先に設置する唐草板金の取り付けを行います。
この軒先唐草は、水上から流れてきた雨水を伝えることなく切ってくれる為の部材です。また屋根材を葺く際に、スタート(基準)になりますので、水糸を張り曲がらないように設置していきます。
続いては既存のスレートコロニアルの屋根に粘着式防水シートを貼ります。
この防水シートを貼る理由としては、既存の屋根材の劣化を防ぐ役割があります。今回は重ね葺きの為、既存の屋根材の劣化をこれ以上進めたくないという意味合いもあります。
上葺き材である屋根材の下は少なからず雨水の侵入がありますので、下葺き材である防水シートの性能と既存の屋根の状況を考慮し、防水シートの選定をしていきます。
▶屋根葺き替えと屋根カバー工法 どちらを選ぶのが正解?
棟板金・壁の雨押え(雨仕舞策)の下地を設置し、上葺き材の納まりを入念に確認致します。
軒先唐草と同様に、この下地が基準となりスーパーガルテクト(上葺き材)で葺いていきますので、水糸を張り正確性が求められる非常に重要となる工程です。
下地がしっかりと出来ていれば、新しい屋根材を貼る作業の効率が良くなりますので、ここも大切な工程の一つです。
屋根工事に限らずどの仕事でも段取りは大事ですよね(^^♪
屋根と屋根の繋ぎである下地を入れた箇所(降り棟)の両脇には、捨て板金を入れ雨仕舞を施していきます。
この箇所は屋根材と屋根材が棟に向かって緩衝する箇所の為、端側には捨て板金を入れる事で棟への雨水侵入防止になります。
既製品ではこの部材が無い為、当店では屋根材と同材のコイルを用意して、既製品では対応のできない箇所に折り曲げ加工をして雨仕舞を行います。
▶進化したガルバリウムでより強い屋根材へ スーパーガルテクト
棟などの役物部に雨仕舞が完了しましたら、上葺き材であるガルバリウム鋼板『スーパーガルテクト』を貼っていきます。
この屋根材の特徴は、軽量性、遮熱効果、遮音性、耐久性、塩害地域でも使用できるなど、業界トップクラスの屋根材で我々が住む茨城県にはメーカーさんの工場があるのも使いやすい要因の一つです。
昔から塩害地域では金属屋根はNGとされてきましたが、この屋根材が出てからはメーカー保証もしっかりとある為、全国的にも使用される屋根材となりました。
※メーカーさん保証内容(塗装のひび、割れ、膨れ、剥がれ15年・赤さび20年・穴あき25年)
▶スーパーガルテクトとは
同時に2階の腰屋根の外壁部は高所にある為、1階よりも非常に劣化が早い事を考慮し壁にもカバー工法を施す事となりました。
面積はあまりありませんが、重量や風の影響も考え金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)で施工します。
玄関の屋根は金属の屋根で葺かれていましたが、写真でも分かるように錆が全体的に広がっており、下部の軒天まで雨水の侵入が見られていました。
屋根と同様のタイミングで縦葺きの金属屋根に葺き替えを行います。

屋根勾配が緩い為、月星社のタフビーム(篏合式縦葺き)で葺き替えを行います。
玄関屋根の傾斜では金属横葺きの屋根材が使用できない(雨漏りのリスクが高まる)為、縦葺きの金属を使用しました。
当店では、一軒一軒屋根の傾斜や立地条件が異なる為、現場に応じて屋根材の選定や工事方法などをご提案させて頂いております(‘ω’)ノ
スーパーガルテクトをカバーする工程が完了しましたので、屋根材の繋ぎや壁の取り合い部の雨仕舞に移っていきます。
屋根工事では屋根と屋根の繋ぎを『棟板金』または『棟包み』、壁と屋根の取り合いは『雨押え板金』で雨仕舞を行いますが、非常に雨漏りのリスクが高い場所なので、屋根職人が施工した後には、現場の職長が再度確認(ダブルチェック)を行います。
当店では施工保証を付けさせて頂いていますので、雨漏りのリスクが高まる箇所の施工中の点検は念入りに行っていきます!(^^)!

スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法が完了致しました。
台風シーズン前に屋根カバー工法・外壁塗装工事が完了しましたので、私もホッとしました。これからは本格的な台風シーズンがやってきますが、屋根工事・塗装工事などは計画的に進める事をお勧めいたします。
K様、この度は当店にて工事をご依頼頂き誠にありがとうございました。今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
今回はスーパーガルテクトを使用してのカバー工法を施しました。
カバー工法はどの様な屋根でも出来るわけではなく、我々がしっかりと現場調査を行った上でのご提案になります。
屋根下地の傷みや屋根の状況によりカバー工法が施せない場合がございますので、重ね葺きをご検討の方は、街の屋根やさん水戸店の無料調査を活用ください(^O^)/
▶街の屋根やさん水戸店の無料点検
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