お客様からのQ&A
築4年で天井の一部が崩れ落ちるほどの雨漏り・・・原因は?
『街の屋根やさん』に届いたお客様からの疑問やご質問を、ご紹介させていただきます。
横浜市鶴見区|40代男性のお客様からのご質問
[屋根葺き替え][屋根カバー工事][雨漏り修理]
築4年のスレートで葺かれた切妻屋根で、2年前に棟の付近から雨漏りがあり、その際は施工した工務店が棟の隙間の目地にコーキングを施しました。
しかし先日、天井の一部が崩れ落ちてしまい中の断熱材はビチャビチャの状態でした。今後、すべての天井が剥がれおちてくるのではないかと不安を感じています。
家を建てた工務店に何度も連絡しましたが、点検にくるといって数か月経ち、連絡が一切取れなくなりました。正直、新築したばかりでショックも大きくどのような対応をすればよいのかわかりません。
できるだけ、予算をかけずに自分でも修理出来る方法を探しています。なにかいい方法がありましたら教えてください。
街の屋根やさんからの回答
お問い合わせ有難うございます。新築したばかりで雨漏りしてしまうのはとてもお辛いことだと思います。屋根の形状から言いますと、切り妻屋根は、構造がシンプルになりますので一番雨漏りしにくい屋根だと言えます。お客様の屋根はスレート葺きという事で、まず大前提として、『スレート葺きの屋根は屋根材の裏側に必ず雨水が回る』という事を御理解下さい。表面だけではなく裏側に雨水がまわるので、それを防ぐために敷いているのが防水紙です。スレート屋根の防水性能は、この防水紙で成り立っているといっても過言ではありません。と、ここまでをご理解を頂き、お客様のご自宅の話へ戻らせて頂きます。通常の霧妻屋根であれば、築2年で雨漏りする事はまずありません。しかし、今回雨漏りしたのは何故か?結論から言いますと、防水紙の施工不良だと思います。重なりがちゃんととれているのか、切れていないか、スレートの下なので外から見えるわけではありませんが、この様な事が原因だと思われます。また、雨漏りの被害を大きくした原因は、2年前に打ったコーキングです。コーキングにより隙間を埋めてしまったので、中に入った水の抜け道を塞いでしまっています。そうすると、抜け道のなくなった雨水が、防水紙の切れ間などから屋根裏へ浸入していく事になるんです。また、コーキングが切れると毛細管現象によって水を吸い上げる力が生まれてしまいます。グラスウールなどの断熱材は水を吸いますので、もう吸いきれなくなった状態で初めて天井などに雨漏りとして現れますので、少しの雨だと気付かなかっただけで、実際は全く止まっていなかった可能性もあります。では、これを直すにはどうすれば良いのか?下地の野地板の傷み具合にもよりますが、カバー工事又は葺き替え工事が必要なのではないか、と考えています。雨漏りを防ぐには、全てを覆ってしまえば良い、という単純な発想ですが、今回だけの事ではなく、長くお住まいになるので有れば治す部分はきっちりと直して、安心して生活できる環境を早く作ってあげましょう。本格的な屋根の工事になりますので、お客様が御自分で工事されるのは非常に難しいと思います。現地調査・お見積もりは無料で対応させて頂いております。その際は、屋根の上からと小屋裏の中をしっかりと調査させて頂きますので、お気軽に調査のお声かけを下さい。
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