みなさまこんにちは！
天気予報では来週からまた、雨の日が続くと言われています。
風を伴う雨や雨水の量によって、ある日突然雨漏りが発生したりします！

雨の日が続くと、雨漏りのご相談が一気に増えますので
雨漏りする前に一度メンテナンスを行ってみませんか？

今回ご紹介する、岩出市在住M様邸では
数日前の大雨の日に、一階和室の天井から雨漏りが発生したそうです。
その時の雨漏り調査の様子と、雨漏りの原因となっているのではないか。
と思われる箇所を詳しくご紹介していきたいと思います。

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岩出市在住M様邸　雨漏り調査の様子をご紹介します

雨漏りしている箇所をまずは調査していきます。
1階の和室に入ると、天井には大きな雨漏りの跡ができていました。
岩出市在住M様邸の天井はプリント合板が張られており、
雨水で合板の表面に貼られているプリントがめくれそうになっていました。

※プリント合板とは…基材となる合板の表面に印刷によって、木目や色柄を再現した化粧シートを貼った建材製品です。

他にも、腰窓付近の長押(なげし)にも雨水が流れた跡がありました。
室内の調査を終え、和室の上は下屋となっておりますので、続いては下屋の調査を行います。

※長押とは…障子や襖などの引き戸の上枠のすぐ上の位置に、部屋一周を囲むよう取り付けられた化粧部材です。

下屋を調査すると、壁際水切りの取合い部分に隙間ができていたそうで、
M様が「雨漏りしている原因ではないのか？」と思われたそうで、木材で隙間を抑えていました。

壁際水切りとは、屋根と外壁が接合している部分に取り付けられた水切りの事を言います。
屋根と外壁の取合いから侵入するさせないために、雨仕舞する役割があります。
しかし、雨水が流れてくる箇所にはなりますので、雨漏りの原因になりやすい箇所とも言えます。

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岩出市在住M様邸は以前屋根塗装を行ったとのことですが、スレートをよく見てみると、
屋根塗装の際、縁切りを行われず塗装したのか、スレートの重ね目に塗料が入り込み
重ね目が塞がった状態になっていました。

重ね目が塞がった状態だと・・・？

普通の雨の場合だと、屋根材の下に雨水が浸透することは無いのですが、
風を伴う横殴りの雨が降った場合、屋根材の下に雨水が入り込むことがあります。

屋根材の下に入り込んだ雨水や湿気を排出させるためにスレートの重ね目に隙間がいるのですが、
塞がった状態だと、雨水や湿気を排出できず屋根材の下に雨水や湿気を留めてしまうことになります。
また隙間が塞がってなくても、狭すぎると毛細管現象を起こし雨水を吸い上げてしまうこともあります。

屋根材の下に留まった雨水や湿気はいずれ防水紙を劣化させてしまい、雨漏りの原因となります。

※屋根材の下には雨漏りを防ぐための防水紙が敷かれているため、
防水紙が劣化したり穴が開いていない場合は屋根材の下に雨水が入り込んでも
すぐに雨漏りを引き起こすことはありません！

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次に屋根材の隙間を覆い、雨水の侵入を防ぐ役割のある棟板金を調査しました。
棟板金は釘で固定されているのですが、数ヵ所抜けかかっているところがありました。
釘が抜けかかていると、固定力が弱まり棟板金が飛散する危険もありますし、
釘穴から雨水が浸透してしまい雨漏りの原因にもなります！
なので、しっかりと釘を固定する必要があります。

なぜ、棟板金を固定している釘が抜けてくるのか？

➡棟板金は金属でできている為、日中の気温差で「膨張」「収縮」を繰り返えされることで
　固定している釘も少しずつ「膨張」で抜けていき、「収縮」で抜けた部分に取り残されるのを繰り返しています。
　なので、棟板金を固定している釘やビスも定期的にメンテナンスを
　行う必要がありますので、気になる方はご相談ください。


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雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん和歌山店へご相談ください