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石岡市で養鶏小屋のトタン屋根改修を検討しているとのご相談
更新日:2022年3月11日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根屋さん水戸店です。
本日は、石岡市内の養鶏小屋のトタン屋根の調査の模様をお届けいたします。
当店は戸建てからマンション等の住宅はもちろんのこと、工場や倉庫、物置や農家さんの納屋まで、ご依頼いただいたところへ伺い日々調査・点検を行っています。
今回は鶏さんを驚かせないよう注意をしつつ、しっかりと養鶏小屋の屋根の状態を確認しました。
養鶏小屋の波板トタン屋根のご相談内容
・錆や損傷がひどく所々で雨漏りもしている
・改修を検討しているので見積もりを出してほしい
以前はご自身で修理をなさっていたそうですが、現在はお忙しくてなかなか時間が取れず、また破損箇所が多くなってしまったため、業者に依頼をしようと考えられたとのことでした。
ご依頼いただいた現場は、雑木林に隣接した広い敷地内の一角にあります。
他にもいくつかの養鶏小屋がありますが、今回はその中の1棟になります。
こちらの鶏舎はケージ飼いではなく平飼いなんですねϵ( ‘Θ’ )϶
地面を自由に歩く鶏さんに配慮しながら、静かに建物の周囲を見て回ります。
養鶏小屋のトタン屋根は奥行きが30mメートル前後の長さがありますが、ほぼ全面が錆に覆われています。
元の色が分からないほどに、全体的に黄土色に腐食が広がっていました(゚ロ゚*)
換羽期に飛んだのか、養鶏場らしく大小の羽毛も散らばるように張りついています。
波板トタンのいくつかの場所が破損して穴が空いています。
塗装のメンテンスは一度も行われていないため、錆や腐食が進み傷みは広範囲に及んでいました。
養鶏小屋の屋根は2段に分かれていて、メインの上屋が今回の調査対象です。
一段下がった場所に取り付けられた同じ波板トタンの薄緑色の下屋は、数年前にご主人様が張り替えを行ったそうです。
念のため下屋も確認しましたが、特に塗膜の剥がれや錆び付きは見られませんでした。
鶏がいるため中にお邪魔することができず、金網の外から天井の状態を確認します。
梁を渡して屋根の骨組みを作り、その上に直接波板トタン屋根が被せられていました。
通常屋根は下から
垂木・野地板→防止シート→屋根材
の順番で葺かれます。
鶏舎という特殊性もありますが、石岡市の現場の屋根は半貫材を垂木として用い、野地板や防水シートを張らずにトタン屋根が葺かれた状態です。
屋根は一次防水が屋根材、二次防水が防水シートと言われています。
もし屋根材が破損したり穴が空いたとしても、二次防水の防水シートに不具合がなければ、雨水を防ぐことができ雨漏りに発展することはありません。
老朽化した波板トタン屋根の改修はどのように行ったらいいのでしょうか?
当店が以前に施工した現場の実例を元に紹介したいと思います。
屋根カバー工法とは、既存の波板トタン屋根を残しその上に新しい屋根を載せて覆う工法です。
古いトタンを解体せずに、貫板を使用し新しい波板を張るための下地を作ります。
錆びたトタン屋根に貫板を等間隔(455mm)で施工します。
錆がかなり進行している場合は、歩くだけでもバキバキッと音がするので、踏み抜かないように注意しなければいけません
(>_<。)下地となる貫板の上に新しいガルバリウム鋼板の波板を敷き込み、ビスでしっかりと固定していきます。
参考記事➤大洗町の錆びた鉄板小波には、貫板下地とガルバリム波板を施工
屋根葺き替えとは、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事です。
下地材まで全て取り外し、新しく野地板を設置します。
※野地板に腐食の進行が見られない場合は、重ね張りで対応します。
野地板の上に防水シート(ルーフィング)を敷き詰め、雨対策を万全にします。
防水シートの上に設置した桟木は、ガルバリウム波板を固定するためのものです。
波板用のビスでガルバリウム波板を固定した後は、ビスの頭を防水テープで保護しました。
参考記事➤
鉾田市で作業小屋のトタン屋根葺き替え工事が完了
屋根カバー工法① | 現在のトタン屋根の上に、新たに野地板と防水シートを張りガルバリウム波板で覆う |
屋根葺き替え① | 半貫とトタン屋根を撤去し、新たに半貫を取り付けガルバリウム波板を葺く |
屋根葺き替え② | 半貫とトタン屋根を撤去し、新たに野地板と防水シートを張りガルバリウム波板で葺く |
お客様は現在のトタン屋根から丈夫で軽いガルバリウム鋼板への改修を希望されています。
鶏舎の躯体自体はまだ大丈夫と判断し、3パターンのお見積もりを出させていただきました。
雌鶏は産卵する際、個々に使用する巣箱が決まっているので、できれば動かしたくないそうです。
ストレスを極力軽減するには、価格面からもカバー工法が適していると思われますが…
しかし、雨漏りを含め全部しっかり直したいのであれば、当店としてはやはり葺き替えをお勧めしたいところでしょうか。
調査を終えた後、ご主人様よりたくさんの卵をいただきました。濃厚でとても美味しかったです!
ありがとうございました(人´∀`)
「石岡市で養鶏小屋のトタン屋根改修を検討しているとのご相談」と題してお届けしましたがいかがでしたか?
お客様は雨が多くなる季節までには直したいとのお考えですが、鶏への影響等もあり決めかねていらっしゃるようです。よく検討していただいた上でお答えくださいとお伝えしました。
トタン屋根は元々「低コストで施工しやすく雨水に強い!」という利点を持っています。
そのため工場や車庫、作業小屋や家畜小屋に至るまで幅広く使われてきました。
しかし定期的に塗り替えを行わなかった場合は、錆や腐食が進行し、結果として雨漏りを引き起こすことになってしまいます(_ _||||)
トタン屋根のメンテナンスや改修工事は、実績のある当店へお任せください!
街の屋根やさん水戸店では、点検・調査・お見積もり・ご相談は全て無料です!
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