沼津市 屋根の平瓦が浮き上がった状態！ラバーロックで暴風対策
更新日：2021年8月10日
建築業界では瓦がズレている事を”瓦が暴れてるとか、笑ってる”とも言います。
このズレてる状態を放っておくと、台風や強風時に捲られ易くなってしまいます。
また、瓦が浮いた状態で乗ったりすると割れてしまったりもします。
この割れた所から雨が侵入し、単板が滲み、更にその下のフェルトに浸透して雨漏りが発生した事が予想できます。
本来は瓦の下の防水対策をしっかり行いたい所ですが、お施主様のご希望により、新たに防水対策を施す事は無くなりました。
それでも瓦が浮いたりズレたりすれば雨が侵入しやすくなり雨漏りの原因になってしまうため、瓦と瓦を浮きにくくするラバーロック対策を行う事にしました。
ラバーロックは、瓦のズレ防止がメリットになり、暴風対策にもなります。
瓦と瓦の重なり部分の山の部分に約７センチほどの長さにシーリングをします。
シーリング材は大変強力な接着剤になってくれます。
熱にも紫外線にも強く対候性に優れています。
これがラバーロックです。
これで強風による瓦の捲れは大幅に軽減されました。
施工時間は30坪位の建物で半日～一日弱で十分でしょう。
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