船橋市新高根にて急勾配に切り替わっている屋根面は塗膜剥がれや苔が発生していました
更新日:2021年07月09日
船橋市新高根にお住まいのお客様より屋根・外壁のメンテナンスについて点検・お見積りのご要望をいただき現地調査へ伺いました。今回は、屋根の形状や点検結果についてご報告いたします。
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屋根の状況確認

屋根材は化粧スレートで、屋根の勾配(角度)が途中で切り替わっている「マンサード屋根」でした。屋根の形状については後述します。遠目にも屋根の表面の色が剥げているなど、傷んでいるように見受けられました。実際、屋根に上がってみると、棟板金を固定している釘が緩み、抜けそうになっている状態が数箇所で確認出来ました。このまま状態が悪化して棟板金が浮き上がったりする前に、メンテナンスをご検討いただいたのは、とても良いタイミングだったといえます。
屋根には大量の苔

急勾配になっている面の塗膜が剥がれ落ち、苔が大量に発生している状態でした。塗膜に含まれる防藻性能・防水性能が低下したことが原因です。化粧スレート材の表面は、もともと塗装されています。化粧スレート材自体に防水機能はありません。そのため、表面の塗膜(塗料)により防水性能を保っています。防水性能によりスレート表面の雨水を排出することが出来ます。紫外線や雨風などによる劣化が進み塗装が剥がれてくると、雨水を正常に排出しにくくなり、水分を含みやすくなります。スレート材は「水分を含む⇔太陽光で乾燥」を繰り返すことで、反り・ヒビが発生しやすくなります。
化粧スレートの耐用年数は20~30年ほどといわれています。屋根の下に敷かれている防水紙の寿命は(種類や環境により異なりますが)20年ほどですので、そのあたりを目安に屋根のリフォームを検討されることが望ましいです。今回、屋根カバー工法によるリフォームをご提案いたしました。棟板金も下地の貫板(ぬきいた)から新しくなりますので安心です。大量の苔や、剥がれ掛かった塗膜は、高圧洗浄を行ってから屋根カバー工事を行います。外壁塗装も併せて施工となりましたので、足場も有効活用できます。
屋根の形状(参考まで)

今回調査でお伺いしたお客様の屋根は「マンサード屋根」でした。似ている形状で「ギャンブレル屋根」もあります。違いは曖昧な部分もあるため「寄棟屋根」か「切妻屋根」かで判断したほうが良いかもしれません。共通しているのは、屋根面の勾配(こうばい)が2段となっている屋根上部を緩勾配(だんこうばい)、下部を急勾配(きゅうこうばい)とした二つの傾斜面を持つということです。いずれも「腰折屋根」と表現されています。
<2つの屋根の形状の違い>
●マンサード屋根・・寄棟屋根の勾配を2段階にした「外側四面寄棟二段勾配屋根」。本来は、外側の4方向に向けて勾配が付いている屋根ですが、日本では、今回点検させていただいた建物のように、4方向ではない場合が多いです。天井を高くしたり、屋根裏部屋や天窓を設置したりするのに適しています。また、狭小地域にもおすすめの形状です。
●ギャンブレル屋根・・切妻屋根の勾配を2段階にした「二面切妻二段勾配屋根」。2段階の勾配は左右対称にです。「駒形切妻屋根(こまがたきりづまやね)」とも呼ばれています。北海道や東北の農村地域で、牛舎だけではなく馬小屋や納屋などさまざまな建物に使われてきました。
記事内に記載されている金額は2021年07月09日時点での費用となります。
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