【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

屋根の不具合発生

　

　富津市大堀にお住いのお客様は、大風の影響で屋根に設置してある飾り煙突部分の板金が飛散している事に気が付いたそうです。ベニヤの破片も落下して回収していたそうですがベニヤの状況が悪い事から雨漏りが心配になり私達、街の屋根やさんにお問い合わせをして頂いたそうです。

屋根の劣化と腐り

　

　お問い合わせを頂き屋根の現地調査をして見ると、煙突部分の上部には板金が傘状に設置してある物がそっくりと無くなっている状態でした。

　残っている下地木材は炭化して木材が劣化している状態で、板金が固定できず強風で飛散してしまった模様です。

屋根調査

　私達、街の屋根やさんでは、屋根の破損部分だけではなく、屋根各種の調査できる場所は必ず調査致します、当事者様では日頃点検出来ない場所と言う事もあり、プロである以上屋根全体の異変が無いか全て調査致します。

屋根工事

　

　今回ご依頼があった飾り煙突上部の板金は工事しないといけない破損でしたが、屋根調査では棟瓦の漆喰も破損し出してきている事が解った為、一度の工事で棟瓦の取り直し工事を追加で工事する事になりました。

　煙突部分の工事として初めに飛散してしまった煙突上部の板金工事から工事いたしました。放置しておくと雨漏りの危険性が高かった為、早急な対処が必要です。

　

　今回飛散してしまった原因としては下地木材が劣化してしまい固定ビスが効かなくなったためでした、木部の交換が重要になってきます、既存の劣化した木材を取り除き、新規に新たな木材を設置いたします。

煙突板金工事完成

　雨漏り対策として耐候年数の高い板金で覆っていますが、板金は早い段階では劣化しませんので、定期的に釘の浮きなどが無いか調査をする事が重要です、見た目で下地の中まで見ることが出来ない為、気が付く事が遅れてしまいがちです、破損をしてからではなく、必ずプロに定期的に調査してもらう事が雨漏り防止に繋がります。

棟瓦補強金物

　今回大きな破損は無かった棟瓦ですが、屋根の調査時に漆喰の欠片が少々崩れ落ちている状態でしたので、この機会に棟の取り直し工事もご一緒に工事いたしました。

　築年数が約23年と言う事もあり、今までメンテナンスをしていない事で、棟を固定している釘も浮き出してきており、漆喰もはがれだしていることで、近い将来被害が出て来てしまう前兆が有った為、破損して大きな被害が出る前に、棟取り直し工事を早めにして置きます。

棟取り直し工事

　

　今回使用した棟の作り方には、今まで以上の強度を持たせる為に補強金物とタフモックを使用しています、従来の棟下地は金物が無い棟下地でした、瓦を固定する部分も木材でしたので、煙突同様木部の劣化で、釘が抜けてしまいます。

　今回は従来の棟下地とは違い従来の棟下地の汚点を全て解消する新たな棟下地になっています。

今までと違う棟瓦取り直し工事

　

　今回は補強金物を使用し、屋根構造本体に直接金物を取り付けています、補強を入れない棟下地は瓦の上に設置するものですが、金物を使用することで屋根構造と一体化しますので強度が増します。

　瓦を取り付ける木材は劣化しない樹脂製材で上部に固定しますので、釘の抜けが起こりにくくなっている事と、木材ではない事で腐る事が無く耐候年が上がっています。

　土台となる漆喰部分には、シルガード（なんばん漆喰）を使用していますので、一部分が剥がれ落ちると言う事が極度に少なくなります。

煙突板金・棟取り直し工事完成

　築年数が約23年経って居ましたが、屋根は古くなってくると劣化しない事はなく、雨漏りが生じないからと言って安心していては、いざ破損してしまうと大きな被害が出てしまう場所でもあります。住宅で一番悪条件な場所が屋根ですので、劣化していなそうで実は傷んでいる事が多いので、台風や大きな災害があった場合などには、必ず点検をする事をお勧めいたします。

　記事内に記載されている金額は2021年06月25日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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