更新日：2025年01月31日

　千葉市稲毛区小仲台にて強風により飛散された棟板金の現地調査へ伺い、点検結果を写真と一緒に詳しくご説明しました。剥がれてしまった棟板金を復旧工事するためには足場仮設が必要です。火災保険申請が承認されましたので、足場代は火災保険で適用されます。雨樋やその他のメンテナンスも併せて行えるとお得ですが、次回メンテナンスで屋根リフォームをお考えということで、今回は棟板金の復旧工事となりました。私たち街の屋根やさんでは、お客様のライフプランや状況等を踏まえご相談のうえ、現状で最適なご提案をいたします。

新しい貫板

　飛散してしまった部分以外にも、釘浮き・棟板金浮きが確認されてた、棟板金（下り棟）4箇所全てを交換します。既存の棟板金を剥がし、内部の貫板を外します。その後、新しい貫板を固定します。今回は、次回メンテナンスまでの間もつようにということで木材の貫板を使用しました。木材は、どうしても水分を含んでしまいますので腐食や劣化が早いです。そのため、最近では木製に代わり、樹脂製の貫板をご使用されることが多くなってきています。棟板金を貫板に固定する際「釘」ではなく「ビス」を使用します。ねじ込み式のため、抜けにくく安心です。

コーキング処理

　それぞれの棟との接合部分をコーキング処理によりしっかり防水します。屋根をリフォームする場合、せっかく耐用年数が長い屋根材を選んでも、貫板や防水紙等の下地部材の耐用年数が短かいと、途中でメンテナンスが必要になる可能性が高くなります。出来るだけ下地部分も高機能・長寿命の部材をおすすめします。

棟（下り棟）板金交換完了

　大棟部分の板金はそのまま残した状態で、四方に出ている下り棟の交換で復旧工事は完了です。私たち街の屋根やさんでは、保険適用の工事も数多く承っております。保険申請の流れや、ご不明点などがございましたら、是非お気軽にお問合せください。

　私たち、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの予防対策として、点検等でお伺いする際は、手指の消毒・マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。
※現在「zoom」でのお打ち合わせも承っております。お気軽にお問い合わせください。