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貝塚市で天井裏で雨音がするとのご相談で雨漏り調査を実施!
更新日:2025年9月19日
貝塚市にお住まいの方で雨が降ると天井裏から「ポタポタ」という雨音が聞こえてきて心配されている方はいますか?
貝塚市にお住いのF様より「雨が降ると、天井裏からポタン・ポタンという雨の音が聞こえてくるんです」というご相談をいただいたので早速雨漏り調査にお伺いしました。
F様邸の雨音は雨漏りなのでしょうか。
雨漏り調査を進めると、それが雨漏りで、雨漏りの原因の可能性がある箇所をつきとめたので、その様子をこの現場ブログにてご紹介したいと思います!
雨漏りでお困りの方、天井裏から聞こえてくる雨音で心配されている方は参考にしてくださいね。
貝塚市F様邸の基本情報
■ 木造・2階建て
■ 入居されて約18年が経過(築年数はもっとあります)
■ 1階の洗面所の天井裏で雨音がするというご相談です
■ 雨漏りしている洗面所の上には下屋があり、下屋にはアルミ製のベランダが設置されています
雨漏り調査にお伺いした時は、まずはお家の外観をある程度頭に入れて、まずは雨漏り箇所の確認をさせていただきます。
ご相談があったのは1階の洗面所の天井で、雨が降ると天井裏から雨音が聞こえてくるそうです。
街の屋根やさん岸和田店は、数多くの雨漏り調査や修理の現場に立ち合っている、豊富な知識と経験がある担当の者がお伺いしてきちんと調査をさせていただきます。
雨音が聞こえるという洗面所の天井を確認すると、うっすらと雨染みが残っていました。
お話をお聞きすると、天井裏から雨音は聞こえますが、雨水が落ちてきているのは見たことが無いということです。
雨漏り箇所の位置を計測した後、上にある下屋を確認させていただきました。
繰り返す雨漏りを長い間放置し続けると、建物の重要な構造部分を腐食させて耐久性を低下させたり、カビが発生して健康を害する可能性もあります。また、湿気が多い部分は白蟻が好みますので、白蟻の被害に発展することも・・!
⚠ 雨漏りが進行すればするほど修理費用が膨らんでいきますので早めの修理をお勧めします。
雨漏りしている洗面所の上には下屋(下の屋根)があります。そして、下屋の上にはアルミ製のベランダが設置されていました。
建物内部に入り込んだ雨水は、梁や柱などの構造部分や電気の配線など伝うことがあるので、目に見えて出てきている雨漏りの真上に原因があるとは限りませんが、F様邸の雨漏りしている洗面所の上には下屋しかないので、下屋に雨漏りの原因があることは確かです。
雨漏りしている洗面所の上の下屋の様子です。
F様邸の屋根は土葺きの瓦屋根です。(葺き土と呼ばれる土を敷いて瓦を葺いた屋根)
下屋の上に設置されているアルミ製のベランダに続く階段の下あたりが雨漏り箇所の付近になります。(黄色い点線部)
まずは、ここから調査を行います。
瓦屋根についての記事です
ベランダに続く階段の下を確認すると、瓦が大きくズレていることが分かりました!
黄色い矢印部分の瓦がズレて隙間があいていることが分かります。
上記でお伝えしましたが土葺きの屋根はビスや釘を使用せず土により瓦を固定しているので、
土が乾燥して痩せてくると瓦が動きやすくなります。そうすると、強風や地震の揺れで瓦がズレてしまいます。
別の角度から見た様子です。
この角度から見ると瓦が軒先方向にズレている状況が分かりやすいと思います。
瓦がズレるとどうなるの?
このように瓦が大きくズレると屋根に隙間が生じて雨水が浸入してしまいます!
少し分かりにくいかもしれませんが、瓦がズレている箇所を上から見た様子です。
瓦は軒先から順番に、上に瓦を少し重ねて葺いているのですが、F様邸の瓦は大きくズレていて、重なり代が無くなり隙間があいている状態でした。これでは瓦と瓦が並んでいるだけの状態なので、屋根の高い位置から流れてきた雨水がどんどん入り込んでしまいます!
⚠ 屋根面は雨水が流れる経路になっていますので、瓦が割れたりズレることがあると雨漏りしやすいため、早急な処置が必要です。
F様邸の洗面所の雨漏りの原因は、下屋の瓦のズレにある可能性が高いと判断し、瓦のズレを戻すご提案をさせていただくことになりました。
どうして瓦がズレたの?
F様邸は下屋の上にベランダを設置していて、そのベランダに続く階段を上り下りする際の振動で瓦がズレた可能性がありました。
瓦がズレている箇所の上の方の屋根を確認すると、瓦の取り合いにシーリングを充填して補強している箇所がありました。
瓦同士をシーリングで繋ぐとズレを防止することができます。黄色い矢印部分はしかるべき位置にシーリングが充填されていますが、赤い矢印部分のように瓦の下端にシーリングを充填してしまうと、毛細管現象(もうさいかんげんしょう)を引き起こして雨漏りの原因になることがあります。
毛細管現象とは・・細い隙間に水分が吸い上げられる現状のこと
毛細管現象を引き起こすと、雨水が瓦の内側に溜まって雨漏りしてしまいます。
シーリングで瓦同士を繋いで固定することを「ラバーロック」と言いますが、その工法を間違えるとかえって雨漏りしてしまいますので、雨漏りのことを熟知した信頼できる業者に依頼しましょう。
ラバーロックについての記事はこちら
貝塚市F様邸の雨漏り修理のご提案内容
■ 下屋の瓦のズレ(9枚)を戻します
■ 瓦のズレを戻すだけではまた同じようにズレてしまうので、シーリングでラバーロックして瓦を固定するご提案です
☆屋根の修理では足場が必要になることが多いのですが、F様邸の修理箇所は下屋ですし、梯子を安全に立てられるので梯子作業となりました。
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