飯能市 お家全体の傷みが進み、軒天、破風の劣化が特に激しいリフォーム相談
更新日：2021年8月18日
築40年のお宅です。
お家全体の傷みがかなり進んでしまっているので、リフォームのご相談をいただきました。
さっそく見積もり作成のため、現地調査にうかがいました。
全体写真を見てみますと、特に破風と軒天の傷みが進んでいることがわかりますね。
まずは高所カメラで屋根の状態を見ていきます。
瓦屋根です。
耐用年数が50年ともいわれる瓦屋根には、特に不具合は見られません。
さすがですね。
続いて下屋根です。
金属屋根の錆が広がっています。
防水性がなくなっているので、錆からどんどん腐食が進んでしまう可能性があります。
早急にメンテナンスをおこない、防水性を復活させて劣化を抑えることが大事です。
続いて外壁をみていきます。
積年の汚れが目立ちます。
そして奥に見える軒天の剥がれがかなり深刻です。
瓦屋根は問題ありませんでしたが、この状態が続くと雨風が屋根の内部側へ入り込んでしまうので、屋根裏への影響が心配になります。
クラックが縦に入っています。
クラックにはさまざまな原因があり、対処や深刻度もそれぞれ違います。
点検時にはすぐに補修を要するクッラクなのか、少し様子をみていても問題ないのかの見極めもおこなっていきます。
こちらも同様です。
クラックは、クラックの幅が0.3mmを超えていると危険度が高くなります。
必ず雨水が通る場所にクラックがある場合は、放置期間が長引くほど雨水の侵入が進んでしまうので、外壁内部への影響が心配になってきます。
窓の面格子も、塗装がほとんど剥がれてしまっています。
こちらの戸袋も塗装の剥がれが広がっています。
点検と調査の結果、下屋根の塗装、外壁はクラック補修と塗装、付帯部は軒天の補修とその他を含めた部分の塗装、ベランダは撤去し新しく交換することになりました。
次回は、塗装前の準備として高圧洗浄の様子をお伝えします。
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