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香芝市にてスレート屋根の縁切りタスペーサー
更新日:2021年6月24日
奈良県香芝市にて
屋根
が損傷しているので見てほしいとお問い合わせいただき、
調査に向かわせていただきました。
ヒビ割れが目立つスレート屋根でした。
タスペーサーが散乱しており、急遽撤去させていただきました。
数年前に屋根の塗装をされたようで、
その時のタスペーサーの挟む位置が間違っていたようです。
こちらが調査に伺わせていただいた時の状態です。
タスペーサーが散乱しています。

黒い破片が
タスペーサーです。

これが
タスペーサーと言われるものになります。

セイム社から販売されている商品の名前で、
屋根塗装の際に屋根材の隙間を
塗料がふさがないようにするための板状の道具になります。
スレート屋根を塗装する際に『縁切り』という後にご説明する工程があります。
その際に必要になってくるのです。

『縁切り』とは
屋根塗装の際に屋根材の隙間を作る工程の事です。
塗装をする事によって塗料で屋根材の隙間が塞がれてしまいます。
塞がれたままの屋根材は雨水
が落ちてくると溜まってしまい、
水の出口が無く内部結露が発生してしまいます。
結露によって屋根裏の腐食に繋がるのを防ぐためにも
内部の水を外へ逃がす隙間が必要なのです。
『縁切り』工程はタスペーサーだけでなく、
カッターや皮すきというヘラでも代用できます。
が、
見栄えは
タスペーサーの方が綺麗に見えます。

但し劣化が進んだスレート屋根材には割れる可能性があるため使用出来ません。
傾斜が緩い屋根材にも使用できません。
もちろん安価ですが、費用もかかります。

カッターや皮すきでの作業は半日から一日程工期が伸びますので、
人件費を考えると見積もりを出さないとどちらが安く工事を出来るか
分からない場合があります。

業者に見積もりの時点で確認しお選びくださいませ。
塗装後の塞がれた箇所です。

さっきの塞がれた箇所を
皮すきで剝がしていくか、
タスペーサーを使用して
水の出口を作ります。
こちらは
タスペーサーを挟んだスレート屋根です。
こちらは上記の
タスペーサーを奥まで差し込んだ画像です。
見た目
にはほとんどわからないですね。
さて、タスペーサーを撤去しますと…
ヒビ割れが多く見られました。
強風時の吹き上げ
により、
タスペーサーが飛散しヒビ割れたのだと思われます。
もしこの様に何だかおかしいと
感じられる場合はすぐにお問い合わせくださいませ。
このままヒビ割れを放っておくと、雨漏り
にも繋がりますので
早急に何とかしないといけません。
施主様のご希望を伺いながら屋根のリフォーム工事をさせていただきます。

屋根のリフォームには、
葺き替えか、カバー工法、塗装
があります。

次回ご紹介したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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