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香芝市にて屋根補修の応急処置(棟板金)
更新日:2021年6月24日
奈良県香芝市にて
棟板金が飛んでしまい
見てほしいと
お問い合わせがありましたので伺わせていただきました。
幸い誰もおケガはされていないと聞き安心しました。
棟板金は屋根の一番上に取り付けられた金属です。
飛散によるケガなども聞く話です。
飛散した棟板金の一部は施主様が回収してくださっていました。
棟板(抜板ヌキイタとも呼ばれる場合があります)が剝き出しの状態のため
ひとまずブルーシートで応急処置をしました。
今回は葺き替えをお考えの矢先の出来事だったようです。
屋根工事はお話を進めるまで日にちを要します。
それまで
棟板金だけでも付け直し、補修をさせていただきました。
飛散してしまった理由として考えられるのは
棟板金の釘が抜けて強風により飛散したと考えられます。
棟板金を止めている釘は、築7~10年で抜けてきてしまいます。
これは新築時の施工不良などではなくどの家でも起こります。
抜ける原因は…
棟板金とは屋根の一番上にあり、また金属であることから
昼間の暑い太陽
の熱と夜気温が下がる時
の繰り返しで
長い間膨張・収縮を繰り返すことにより、徐々に釘が抜けてしまいます。
膨張するときは釘も一緒に引っ張られますが、
収縮するときは板金だけが収縮してしまうため徐々に抜けていくのです。
そうならない為には定期的な点検で見ていくのが一番です。
ご自身での点検は
たいへん危険
です。
必ず専門業者にお願いしましょう。
点検・ご相談はこちらをクリックしてください
この様に棟板が剝き出しになっていました。
雨漏り
しやすい箇所ですので
早めの対策が必要です。

施主様が回収してくださった
棟板金です。
角は特に鋭利なので危険です。
まずは既存の棟板を取り除きます。
ノコギリを使い慎重に切断して取り外します。

棟板を新しくビスで止めます。
またすぐに葺き替えるかもしれないのですが、
着工までにいつ防風雨
になるかもわかりません。
棟板金は金属製のため塗装するには本来ケレン作業が必要です。
しかし今回は
この『ミッチャクロン』を使用しました。
特殊金属の為、ケレン作業では塗膜の密着性が悪いためです。
耐水性にも優れ、環境にも優しい下塗り剤になります。
油分、水分、ホコリや汚れを拭き取り塗っていきます。
その後、屋根に持っていき取り付けます。
棟板金を棟板に
ビスとコーキングでしっかり固定します。
屋根材に合う色を塗装します。
板金だけでは浮いてしまい景観も良くないのでね。。。
その為に『ミッチャクロン』を塗っていました。
いかがでしたでしょうか。

今回は棟板金の補修をご紹介させていただきました。
この後、施主様はご家族で『カバー工法』をお選びになられましたので
その模様や理由も含め、
後日ご紹介させていただきたいと思います。

もしお家の棟板金が外れ欠けていたり落ちそうな時はすぐにご連絡くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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