ホーム > 泉佐野市の雨樋が詰まり雨水が溢れていたので掃除しました!

泉佐野市の雨樋が詰まり雨水が溢れていたので掃除しました!
更新日:2025年11月27日
泉佐野市の皆さまこんにちは!街の屋根やさん岸和田店の小南です。
雨樋から水が溢れてお困りの方はいませんか?
雨樋から雨水が溢れてバシャバシャと大きな音をたてて気になっている方もいるかもしれません。
雨樋から水が溢れる主な原因は「雨樋の詰まり」「雨樋の勾配・角度が狂う」「雨樋の破損」です。
雨樋が詰まる原因は様々ありますが、この記事では泉佐野市S様邸の
雨樋の詰まりについてご紹介させていただきます。
泉佐野市のS様より「雨樋から水が溢れていますよ」とご近所の方にご指摘を受けたということで街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
今回は、雨樋の掃除と勾配調整を行った泉佐野市S様邸の事例を参考に雨樋の詰まりとその原因、解消方法について工事の様子を交えてお話したいと思います!
雨樋から水が溢れてお困りの方に是非参考にしていただけると嬉しいです!
まずは「雨樋が詰まるとどうなるのか?」についてご説明させていただきます!
雨樋は屋根に落ちてきた雨水を受けて地上や地下に排出させるための設備です。
雨樋がないと屋根に落ちてきた大量の雨水が外壁や地面に直接あたるので、
雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
雨樋が詰まるとどうなるの??
屋根の上に落ちてきた落ち葉や砂、土、ゴミなどは雨水や風により雨樋の中に
入ってきてしまいます。少量でしたら雨水と一緒に流されますが、落ち葉や土が蓄積されたり、
大きなゴミが入ると雨水が流れにくくなって詰まってしまいます!
雨樋が詰まると、雨水が流れなくなって溢れてしまいます!!
雨樋工事について詳しくご紹介している記事です
雨水が溢れるとどうなるの??
雨樋が詰まって雨水が溢れると、雨水が落ちる勢いで地面が削れて水たまりをつくったり、跳ね返りの水で外壁を汚してしまいます。また、外壁に長時間水があたることで雨漏りしてしまう危険性もあるのです・・・!
更に、雨水が下の屋根や庇に落ちて騒音でご近所に迷惑をかけてしまう事例もたくさんあります。
雨樋が詰まると排水機能が失われるので、お住いを雨水から守ることができなくなり、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
雨樋は雨が降った時のためのものですので、雨で周りが濡れていると不具合があってもそれほど気にならないかもしれません。ですが、ずっと修理しないままでいると、外壁など、他の部分の劣化を早めることにもなるので、必ず対処しましょう。
雨樋から水が溢れるというご相談をいただいた泉佐野市S様邸の事例をご紹介します!
玄関側の2階の屋根に取り付けられている雨樋のご相談で、集水器(しゅうすいき)から雨水が溢れるとのことです。
集水器とは、軒樋(のきどい・横方向の雨樋)に流れてきた雨水を集める桝のことです。
集水器から雨水が溢れるということで確認すると、集水器が外れていました。
雨の量が多い日はこの隙間から雨水が漏れる可能性があります。
屋根に上がって確認すると、屋根の上に剥がれた漆喰が散らばっていました!
漆喰は、瓦の隙間を埋めたり瓦同士を繋げる役割があり、主に日本瓦(陶器瓦)の棟で使用されています。
(※棟とは、屋根の頂点の水平部分のことです)
漆喰について・・・
漆喰は瓦同士の隙間を埋めて防水したり、棟の葺き土が流れるのを防いだり、瓦を固定する役割を担っています。
漆喰が新しい間は白くてきれい、そしてしっかりと密着していますが、経年で汚れてポロポロと剥がれてきてしまいます。
漆喰が剥がれると雨漏りの原因になることがあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰は主に棟や鬼瓦の取り合い、瓦の形状が異なる部分の隙間に詰めて使用されていますがS様邸は他にも漆喰を多用していました!
袖瓦(そでかわら)や棟瓦など、風や揺れの影響を受けやすい瓦を漆喰で固定されていたのです。
袖瓦とは・・屋根の雨樋が付いていない面の端部のこと
棟瓦の継ぎ目にも漆喰を詰めて瓦を固定していました。
このように漆喰で瓦を固定することはありますが、瓦の表面に詰めた漆喰は雨水や紫外線などの影響を直接受けて、劣化が進行しやすいので注意が必要です!
漆喰が劣化すると密着力が低下して剥がれてきてしまいます。そうすると、雨が降った時に剥がれた漆喰が流されて軒樋の中に溜まってしまいます!!
雨水が溢れているという樋を確認すると、やはり屋根の漆喰が溜まってました・・・!
このように軒樋の中に異物(落ち葉や土、漆喰など)が溜まると
雨水がせき止められて溢れてしまいます。
また、軒樋に溜まった異物が竪樋に流されると、樋が詰まる可能性があります!!
漆喰で瓦を固定することはできますが、S様邸のように多用してしまうと、
思わぬ被害を引き起こすことがあるので注意しましょう。
漆喰の劣化による瓦や屋根へのダメージ、修理方法などが気になる方へ
雨樋から雨水が溢れるということなので、樋をきれいに掃除することになりました。
手作業で樋の中に溜まった漆喰などを取り除きました!
最後に水を流して確認すると、スムーズに竪樋(たてどい・縦方向の樋)に排出されました。
集水器が外れていた部分は、きちんとはめ込んでシーリングを充填して固定・補強しています。
樋をはめ込むだけだと強風でまた外れる可能性があったので、シーリングで補強させていただきました。
集水器は軒樋に流れてきた雨水を受ける桝なので、完全に外れてしまうと雨水が大量に漏れてしまいます。
この機会にきちんと補強したので安心ですね!
泉佐野市S様邸の裏側の樋から雨水が溢れる原因は「樋の勾配が狂ったこと」でした!
「樋から雨水がバシャバシャ漏れていますよ~!」と、お隣の方に教えていただいたそうですが、どの部分か分からないとのことで、現状を確認して必要な工事を行うことになりました。
裏側の軒樋はお隣の住宅に接近しているので、溢れた雨水がお隣の外壁にあたっている可能性があります!
裏側の樋を確認すると、軒樋が全体的に下に垂れ下がっていることが分かりました。
軒樋の角度が狂うと、屋根から流れてきた雨水をきちんと受けることができなくなるので、雨水が飛び出したり溢れてしまいます!
垂れ下がった軒樋を持ち上げて雨水を受けられるように調整しました。
軒樋をただ持ち上げるのではなく、雨水が集水器及び竪樋の方に流れるように勾配を付けないといけません。
勾配が無いと雨水が停滞しますし、勾配を付けすぎると雨水の勢いが強すぎて端から飛び出すことがあるので、繊細な作業になります。
屋根の上に散乱していた漆喰はきれいに掃除させていただきました。
樋を掃除しても屋根の上に漆喰が残っているとまた詰まる可能性があります!
屋根面に落ちていた漆喰を取り除き、きれいになりました!
S様邸の屋根にはまだ漆喰が残っていますが、剥がして雨漏りするといけないのでそのまま残すことになりました。
「仕事で工事の時に立ち合うことができませんでしたが、作業の様子や工事が終わった後の様子を撮影して報告していただいたので、安心・納得しました。これからも何かあったらよろしくお願いします」
お仕事の都合があり、工事はこちらで責任をもって行うことにご了承いただきました。
信頼してお任せくださりありがとうございます!
今後も何かお困りのことがありましたらすぐに駆け付けますので、いつでもお声かけくださいね (*^-^*)
雨樋の掃除・修理・交換は街の屋根やさん岸和田店にお任せ下さい!
雨樋の詰まり、漏れ、破損などでお困りの方はおられますか?
雨樋工事は足場が必要になることがあります。
まずは無料点検で現状を確認してみませんか?
ご連絡お待ちしております!
街の屋根やさん岸和田店の無料点検について
街の屋根やさん岸和田店は新型コロナウィルス対策も万全です!!
スタッフ全員の「マスク着用」「手指の消毒」を徹底し、定期的に「社内及び現場の換気」を行っています。
安心してご相談くださいね。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。