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和泉市で台風でモニエル瓦の屋根が被害を受けました!!
更新日:2025年11月27日
和泉市の皆さまこんにちは!
街の屋根やさん岸和田店の小南です。
今から約3年前(2018年)の9月、大型の台風が上陸しました。
当時は予想外の強風が吹き荒れ、家の中にいても風で建物が揺れているのを感じたことを覚えています。
家の窓から外を見た瞬間、大きな爆発音が聞こえて太い電線が切れた瞬間停電しました・・・。
当時は街の屋根やさん岸和田店でもご相談のお電話が鳴り続け、
ご相談内容をお聞きするうちにその被害の大きさを思い知りました。
台風から2年程が過ぎた頃、ようやく修理の方が落ち着きましたが、
実は現在でも台風での被害のご相談をいただくことがあります。
「当時はどの業者も忙しくて対応してくれず、そのままに状態で今まで延ばし延ばしになった」
「相談していた業者が、なかなか修理に来てくれない」
「応急処置してるし、雨漏りもしていないので落ち着くまで待っていた」
など、ご相談内容は様々です。
中には「火災保険の申請期限が迫ってきてるのでそろそろ対処しないと・・・」というご相談をいただくこともありました。
火災保険は、火災・風災・雪災などの自然災害を受けた時の工事で適用されますが、ご加入されている内容によって異なりますので、万が一に備えて今一度内容を確認しましょう!
ここで注意しないといけないのは「火災保険の請求期限」です。
火災保険の請求期限は3年と定められているので、期限を過ぎた場合、保険法第95条の規定により、請求権を失い、申請することができなくなってしまいます!
このことを踏まえて、被害を受けたらできるだけ早めに火災保険に申請することをお勧めします。
万が一の時のために知っておくと心強い!火災保険が適用される屋根工事について
和泉市K様邸の台風被害を受けた屋根調査の様子をご覧ください!
和泉市にお住いのK様も、台風で屋根の瓦が飛ばされたそうですが、
火災保険が台風での被害が適用される内容に加入されておらず、修理費用が
自己負担になり、修理を先送りにされていたそうです。
「当時、他の業者に見てもらったんですが、修理費用が予想以上に高かったんです。
火災保険も内容が適用されないので、修理を見送って、今になりました」
というご相談です。
街の屋根やさんの無料点検を是非ご利用下さい!
和泉市K様邸の大屋根(一番高い屋根)はモニエル瓦を葺いています。
「台風で瓦が10枚以上、飛ばされたり割れたりしている」というお話でした。
K様邸はベランダから2階の屋根に上がりやすい状況で、ご自身で屋根に上がって応急処置をされたそうです。
屋根などが地震や台風で被災した際に行う緊急時の応急処置について
モニエル瓦はセメント系の屋根材です。
モニエル瓦は【乾式コンクリート瓦】とも呼ばれています!
(旧)日本モニエル株式会社が販売していた屋根材だったのですが、たくさんの住宅で使用されたので、会社名がそのまま商品名として定着したそうです。
現在は、メーカー自体が解散しているので、もう製造・販売されていない瓦になります。
ここで、問題が発生しました!
K様邸のモニエル瓦は現在、製造・販売されていないので、同じ瓦で復旧できません!
瓦は上に上に重ねて葺いていくので、形状が異なると隙間ができてしまいます・・・。
ここで、他のメーカーに問い合わせをして、塗装してない素焼きの状態なら似た形状の瓦があると確認できたので、その瓦を使って屋根を復旧することになりました!
現地調査の時に、屋根に上がって寸法を測り、作成したK様邸の【屋根伏せ図】です。
屋根伏せ図(やねふせず)とは??
屋根伏せ図とは、建物を真上から見た状態で記した屋根の図面のことです。
屋根伏せ図があると、屋根の形状や棟(屋根の頂点の水平部分)の位置などを確認することができます。
また、この図面には台風の被害箇所や修理範囲を記しているので、
お客様も分かりやすく、工事の際に職人への指示書にもなります!
屋根を確認すると、瓦が飛散して「瓦桟・かわらざん」や「ルーフィング」が露になっていました。
被害箇所はK様が応急処置をされたそうですが、私たちが屋根の調査にお伺いする
お日にちに合わせて撤去してくださっていました。
瓦桟とは、瓦を葺くときに横に渡して取付ける細長い木のことで、瓦の落下を防止したり、
瓦の重なり代を揃える役割があります。K様邸はこの瓦桟に瓦の突起部分を引っ掛けて固定しています。
対してルーフィングとは、屋根の防水シートのことです。K様邸のように瓦割れたり飛散しても、
ルーフィングが破損していなければ雨漏りすることはありません。
他にも、瓦が飛散したり割れている箇所が点在していました。
修理箇所が点在している場合、足場を設置する箇所が広範囲になることがあるのですが、K様邸は屋根の軒先の両側にお隣の住宅の屋根が接近しているので落下する心配が無く、また、屋根の勾配も緩やかですので、昇降用の足場を設置するだけで工事できます。
瓦がひび割れている箇所には防水テープを貼って応急処置されていました。
ひび割れた瓦はシーリングを充填して処置することになりました。
棟の際に詰められている漆喰が剥がれている箇所がありました。
この漆喰は、瓦の隙間を塞いで防水し、瓦同士をくっつける役割があります。
漆喰が剥がれると、隙間から雨水が浸入してしまうので、工事の際にきちんと詰め直すことになりました。
K様邸の下屋は土葺きの瓦屋根です。
大屋根は瓦を葺く際に土を使用しない工法でしたが、下屋は土を敷いて瓦を固定しています。
土葺きの瓦屋根は粘り気のある土に瓦を密着させて固定していますが、
月日とともに土が乾燥して痩せてくると瓦をしっかりと固定することができなくなり、
風で瓦がズレたり飛ばされることがあります。
瓦屋根のチェックポイントと修理方法について
この写真は、屋根修理の時のものです。
下屋の瓦が飛散して、割れている瓦もあります!
また、下地の土も流れているので、工事の際は新しい葺き土を足して瓦をしっかりと固定させていただきます。
和泉市K様邸の屋根修理内容
■ 足場の設置
■ 飛散・割れた瓦の復旧
■ ひび割れた瓦のシーリング補修
■ 既存瓦ズレ直し及びシーリング固定
以上の内容で後日工事を行いました!
この記事を書いた加盟店
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